いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ
先日のマルオフに集ったお友達には、小町と誕生日が数日違いという仔が何頭かいて、気付くと3月生まれが多いことに驚きました。おそらく偶然でしかないと思うのですけど、どこか嬉しくなっちゃいました♪
また集ったお友達の中には、同じブリーダーさんを介して姉弟という実例もありました。 どこか顔つきが似ていると思ったら、実はそうだったということを聞かされ、妙に納得。あ、この姉弟は3月生まれじゃなかったですけど♬
小町には兄妹がいたはずですが、その後の消息は不明。血統書に興味がないんでルーツがどうなのかはブリーダーさんに問い合わせるしかありませんが、兄妹がどこに居るかも含めて、そういう事をあまり考えたことがありません。
でも血統書を元にルーツを調べ、親兄弟の所在を調べる手段もあるんだそうですね。ま、それが偶然にでも発覚すれば、もちろん嬉しくなることでしょう。積極的に調べるという気持ちはありませんけど、そういう楽しみ方もあるわけですし。
話がそれちゃいましたが、同じ犬種と同じ誕生月のワンコが居ると、なにか無性に嬉しくなっちゃうのは私だけでしょうかね?
犬を飼っている事の喜びは、こういった寝顔を側で見ていたりるすると実感できるものです。無防備にこんな可愛い寝顔を見せてくれるのは、何よりの幸せでもありますから。
どれくらい長くこういった幸せを感じ続けられるのかは、正直分かりません。あえて、知りたくもありませんけども。そんな先の話ばかりより、今のこの幸福感を大事にしたいな、と個人的には思っています。
仕事や用事が立て込んで時間に追われても、家に帰れば変わらぬ表情で待っていてくれる小町。どの飼い主さんも同じだと思うのですけど、これに癒されたり、活力をもらったり、はたまた嫌なことを忘れさせてもらったりと、それこそがワンコと暮らす最大の恩恵でしょう!
今日もそんな事を感じつつ、この寝顔に癒されてます。ワンコと暮らす喜びを噛みしめながら!
誕生日を迎えるたびに思うのは、月日の流れが早い事ですね。小町もまもなく6歳になります。しっかりプレシニア期なんですが、幸いな事に大きな病気やケガの心配も無く誕生日を迎えられそうで、何よりだと心底思ってます。
1歳になる前にはパテラが発覚、かなり重度という診断を受けて手術を英断しました。結果としてはそれが良い方向になったと思いますよ。手術後、一度もケンケンすることなく、痛そうな素振りも見せません。まだ成長期なのに長期間運動させないのは可哀想だし、長い目で見てもマイナス要素が大きいと考えてのことですけど、しっかりたくましく育ってくれたと思います♬
病気では胃腸炎になったりしたこともありますが、幸いこれも多少完治に時間は要しましたが、その後はまったく問題ありません。誤飲騒ぎは何度かやらかしてますが、それもノープロブレム。ひとまず笑い話で済んでますね。
去年一年ではまったく問題ありませんでしたし、これからもそうであって欲しいと思います。もちろん老化が進めば、何かしら問題が出ても仕方ないでしょう。パテラの際に発覚した股関節の形成不全による左右差があることや、それに起因する関節炎なども心配といえば心配。
そのためにも、元気な今のウチにしっかり筋肉を付けて、それを維持することを注意してます。また負担になるので、ウェイトオーバーもチェックしていますよ。ここ数年は3.6〜3.7kgをキープしていますが、できればもう少し絞りたいですね〜。3.8以上になると黄色信号です。
というように、普段から意識して色々なチェックは欠かせません。毎日身体中を触りまくって、何か違和感や変化が出ていないか、体重チェック以上にそれは入念にやりますよ。ま、ただ遊んでいるだけにしか見えないでしょうけど(笑)
何年生きてくれるのか、正直分かりません。先代と違って持病らしきものは、今の所見当たりませんし、ひとまずは股関節ですかね。歩く姿も毎日チェックして、違和感があれば病院へ行く予定ですが、とりあえず今の段階ではその心配もありません。ありがたいことです!
昨日は触れないようにしましたが、東日本大震災の発生から6年が経過しました。都度書いているとは思うのですが、我が家では小さい被害すらもありませんでした。被災者の方々には、今でもどこか申し訳ない気持ちが残っています。もちろん、私ごときに何か出来るとは思いませんが、できる限りの復興支援はしてきたつもりです。
6年経過で感じるのは、メディア等で取り扱われる震災ネタそのものが、薄くなって来たということ。SNSでもそれには特に触れない投稿が多く感じられました。流れる年月は記憶を薄らげてしまうものですけど、何か少し寂しくも感じます。そう感じたので、あえて昨日じゃなく今日、それに触れてみました。
過去を振り返ってばかりじゃ前に進まないのは分かりますけど、忘れた方がいい出来事とそうじゃない出来事を一緒には出来ませんよね。
何が言いたいかというと、本来やるべき事をやらないといけない国や行政、東電をはじめとする企業などが、あえて人々の記憶を薄らげようと作為的に動いているように思ってしまう事です。そして、まんまとその風潮に乗ってしまっているような直接被害を被っていない多くの国民の意識が、とても情けなく悲しいことだということです。
我々のような立場の人間も、いつどこでどんな災害に見舞われるか分かりません。それが明日、急にやって来る事も不思議ではない現実を、忘れてはいけないと思います。
小町はその震災から、約1週間後に生まれて来ました。母犬のお腹の中で地震を経験したのかな、などと思います。おそらく何も記憶に刻まれてはいないことでしょう。ウチに来てからそれほど大きな地震や災害に直面した事もありませんし、少しくらい揺れても動じません。雷の激しい時はオドオドしますけどね(笑)
ともあれ、いつ何時にどんな災害があっても、家族全員でしっかり行動できるようにはしておくつもりです。備えがどうこう、避難方法が云々、ではなくて、基本的な心構えが大事だと思います。
そしてデマや流布される作為的な情報に惑わされないよう、家族を守っていきたいと考えています。昨日も仕事場で全員黙祷を捧げました。その気持ちをこれからも大事にしたいと思います。
乳幼児が祖父母の家で飼育されていた犬に噛まれ、死亡するという事件が報道されてました。何とも痛ましい事件ですね。
犬の種類はゴールデンレトリバーで、4歳の雄とのこと。ハイハイができるようになった赤ちゃんに何を刺激されたのか、祖父母宅の愛犬がこのような悲しい出来事を起こしてしまいました。この犬は、通常室内でフリーにされていたそうです。
詳しい事を知りませんから、誰が悪いなどと言う気はありません。祖父母宅へ預けた両親にしてみたら、信じられないような出来事でしょう。初めて預けたわけじゃなかったそうだし、それまでも犬は室内でフリーにされていて、何も問題などなかったはず。
ともあれ、なぜこのような事が起きてしまったのでしょうか。もちろんしつけとか色々な要素が絡む事のは間違いありません。正確な事が判明しないと何ともいえませんが、加害者は犬ですので、おそらく詳細が判明する事はないでしょうね。
少し考えさせられる事件として、記憶に残りそうです。
犬を飼っている人にとって何より愛犬と一緒に居て良かったと思うのは、その愛犬が楽しそう&嬉しそうにしていることだと思います。帰宅した時に嬉しそうに笑顔で迎えてくれたり、散歩で楽しそうに走ったり歩いたり、ご馳走を目を輝かせて美味しそうに食べてたり、とにかく愛犬が喜んでいるのを見るのは嬉しいですよね♪
犬の笑顔って第三者からは判別しにくいけど、飼い主さんなら理解できると思います。ま、第三者でも楽しそうに遊んでいたりするのは、おそらく判ると思いますしね。
そして、まったく逆に愛犬が元気無かったり、まして辛そうにしているのを見るのは、飼い主さんにとっても辛く悲しいことです。これも犬を飼っている人なら、実感があると思います。
そういうネガティブな場面は、できるだけ少ないにこしたことはありません。
犬真では愛犬が楽しそうにしているシーンを、つまり笑顔で愛犬と暮らしてより多くの幸せを実感してもらうためのお手伝いをしたいと考えています。しつけもしかり、老犬ケアもしかり。少しでも長く、愛犬と充実した生活を過ごせるようにしたいと考えています。
そのために、最適となるであろうしつけ論やケア方法を常に意識しています。もちろんそれはケースバイケースなので、画一的なやり方にはならないでしょう。ワンコの個性、そして何より飼い主さんの要求が様々だからです。千差万別な個性に応じた、そして飼い主さんの理想の要求にできる限り近付けるよう、常々努力するのが犬真にとっては大原則だと思います!
最近、わがままになってきた小町は、例えば飼い主が帰って来てすぐにコンビニやらへ出掛けようとすると、えらい勢いで鳴き叫ぶこともあります。特定のモノや動物に対してギャン吠えしたりするのも含め、かつては見られない傾向でした。
クルマに乗っている時も、自販機前などでちょっと止めて降りようものなら、ギャンギャンヒーヒー(笑) 飼い主が見えていても鳴く事もあり、ま〜厄介です。比較的すぐに落ち着くのでまだマシですが。置いてきぼりにされるのが嫌なのは、分からなくはありませんけど。
で、トレーナーが対策として始めてみたのが言い聞かせ。「パパとママはちょっと食事して来るから、良い仔にして待っていてね」みたいな感じで、諭します♪
これが結構効果的だったりして。ま、100%成功とまではいきませんけども。
ただし、これはしつけのトレーニングとしては認められていません。そんなしつけ論は、大昔の無責任かつ何の裏付けも無い犬の飼い方大辞典みたいな本に書かれているような、都市伝説レベルのものというのが、トレーナー達の見解なのです。犬真でもそれをしつけとは考えません。
ただ意外と効果があった事は事例として目の当たりにしました。だからどうこう、というわけじゃありませんよ。
きっと、「何だろう? いつもと違うかな」程度にしか、小町は思っていないと予想してます。続ければ、やはり効果は出なくなるでしょうね。
去年の秋にツイートされたという、とある獣医師のつぶやき。この言葉だけを切り取ってみると、随分乱暴な意見に思えますが、モラルのある飼い主さんならその真意が理解できると思います。
とあるSNSで再び取り上げられていたので、ちょいと犬真流の見解を添えておきます。
何も経済的にゆとりが無い人の事を卑下しているのではなく、ただペットを飼うという事はかなり経済的な負担が必要であるのも事実なので、経済的余裕が無くて飼育できないという理由は許されない、その可能性があるなら飼うべきではない、ということを伝えたいのだと、私はすぐに理解しました。
ある意味、良心的な獣医師さんだと思いますよ。可愛いだけではダメ、ちゃんと最後まで世話をするのが大原則であり、いかなる理由であろうと途中で飼育放棄は許されません、ということを伝えるための意見の一部なんですから。
少し前に犬を飼いたいと相談してきた友人に、おせっかいながら説教したことをブログに書きましたけど、今回のツイートはそれと同じ意味合いだと思っています。犬に関わっている、動物の生き死にに直接向きあう獣医師さんだからこそ、誤解を恐れずに発信したのでしょう。
それなのに動物を飼った事があるかどうかも分からないような人間や、言葉尻だけを捉えてヒステリックに反応しているモラルの無い飼い主に、とやかく反論されているようで気の毒だなと思います。でもそれをあえて承知で発信しているはず。警鐘とは、まさにこういう立場の人、そして強いメッセージによって、効果を生み出しますから。
安易に動物を飼うという行為は、やはり問題があると言わざるをえません。ペットを取り上げる無責任なTV番組などがそれを助長したりもしてますが、もっとじっくりと考えて愛犬なり愛猫を迎えて欲しいですね。
もっと愛犬とハードルの低い社会で暮らしたいと思うだけに、今はあえてむやみにペットを飼う事は勧められません。
私は花粉症じゃないので、春の訪れは素直に嬉しく思うのですが、これからは花粉情報から目を離せないという人は多いようですね。ウチのトレーナーも花粉症持ちなんで、気の毒です。
前にも書きましたが、ワンコにも花粉症は存在するようですね。人間のそれと違って、その多くは皮膚症状だそうです。鼻水を垂らしたり、くしゃみが続いたりというワンコは、花粉症とは違う別の病気の疑いが濃厚なのだとか。
小町もたまにくしゃみが続いたり、鼻水を垂らしたりすることはありますが、これまではすぐに症状が治まる(何も治療はしてません)というパターンだったので、あまり気にはしてません。体調の変化はしっかり記録してますけど、だからといって大事にはなってませんしね。
話を戻して、ワンコの花粉症は皮膚病のような症状が主体なので、発疹などに気付いたらそれを疑ってみるのも必要でしょう。痒がったりするのは典型的な例ですので、アレルゲン検査を受けたりするのもアリかと。
原因不明で何もなく過ごせたら一番いいですけど、何か問題を抱えているとしたら原因は追求すべきでしょうね。もし愛犬に気になる症状が出たら、獣医さんに相談してみてください。
キャンピングカーショーで出展されていたというポップアップのカングーです。なかなか良い感じで、普段使いからも違和感が無いと思われますね。友達がアップしていたのをちょいと拝借しちゃいました。
ワンコ連れでどこでも泊まれるの&宿泊代不要がウリですが、思ったよりも制限というかコストが掛かる現実もあるのが問題です。
小町とキャンビングカー旅というのはやってみたいことの一つではあります。ただ犬okキャンピングカーのレンタルとかもあるんですが、その費用が結構掛かるんですよ。その費用でワンコokの良い宿泊施設に泊まれちゃう、ということになっちゃいます。
オートキャンプ場を利用したとしてもそこに使用料が必要ですし、そういったことを冷静に計算するとリーズナブルな宿を手配するより倍くらいの予算が必要になっちゃうんですよね。いくら自由度があるとはいえ、一般的な感覚ではやはり「贅沢」になるわけです。ま、カングーで車中泊という程度なら、安上がりで出来ますが、そのために最低必要なモノは寝袋程度(笑)
リーズナブルな宿といえば、旅籠屋さんのようにワンコもokで綺麗な宿も今ではあります。まして少し奮発してというなら、今は素敵な宿が目白押し。よっぽど辺鄙な場所とかじゃない限り、主要な観光地やリゾートにたくさん存在しているのが現状です。
キャンピングカー業界の人、もうちっとその辺りを考慮してもらえませんかね〜。何か等身大のキャンピングカーライフというものが、ちっとも見えて来ないんですよ。
知り合いから相談されたのが、2頭飼っているトイプードルの内、一方がこの傾向にあるというものでした。もう一方はそもそも外排泄しかできず、自動的に外へ出るのが当たり前なんだそうです。
問題の仔は家の中で排泄できるので、普段のルーティン散歩で行きたがらないのだとか。行きたがらないときはイヤイヤ顔が露骨で、ちっとワガママさんが入っている感じかな。
ただお出掛けしてドッグランとかに行けば、走り回って遊ぶそうですし、家の中でもボール等を追いかけ回してさんざん動き回っているそうです。
行きつけの動物病院では「小型犬だからそんな運動は必要ないですよ」などとアドバイスされたそうですが、それはあんまり納得できる話じゃありませんね。ま、お家がとっても広いという特例は別ですけど、一般的には家の中だけじゃ不十分だと思ってます。
筋肉ムキムキが嫌であまり運動させないなどという話を聞く事もありますが、健康で長生きを求める普通の飼い主さんなら、しっかり運動はさせて健康維持を意識すべきですね。人間の一般的な健康法と同じですよ。よく動き、よく寝て、バランスのいい食事と水を摂取。それが原則だと思いますので。
ま歩く歩かないの問題はウチのトレーナーの仕事の範疇なんで、ここでは割愛します。
ただオヤツに頼る前に散歩コースをアレンジする、例えばいつもと逆方向に歩いたりもいいですし、行った事のない方向や場所もあり。とにかくマンネリ化を避けてみるのは一つの対処法です。ウチの小町も飽きやすいんで、そうやってパターンを変えるのは日常ですよ。
連日仕事に追われていて、帰宅してからも睡眠時間を確保するのが優先で、ゆっくりネットも見ている時間がない今日この頃。あ、別に愚痴を聞いて欲しいわけじゃありません。
そんな日々の中で、仕事の合間に一服しながら「今度小町とどこ行こうかな〜」と考える事が日頃の楽しみです。少し前にイチゴ狩りのことを投稿しましたが、時事的なことを意識しつつ、あ〜でもないこ〜でもない、アソコはどうだ、ココはどうだ、と思いつくまま想像したりして。短時間でも、それが出来るとちょっとテンション上がります。TVや雑誌、ラジオなどの情報からも参考に出来ますしね。
気になる場合はネットで調べたりしますし、それが自分には活力になっている感じ。忙しい合間でも、小町と遊びに行くということだけで、リフレッシュできますね。
愛犬家にはある意味で共通の楽しみなのかもしれません。そうやって考え、検索し、そして行ってみる事で得られる満足感は、うまく表現できませんが、おそらく今の自分にとっては最高の時間であり、楽しみなのは間違いありませんね。
さ、今から風呂入って、しばらく温泉旅行でも検討しようかな♪
小町の大好きな葛西臨海公園で、愛犬と一緒に走るドッグマラソンが開催されるとか。ちょっと気になりますね〜♫
コースは1kmと3kmなんで、1kmなら特に普段から走っていない私でも出られそうだな〜、と思ったりして。愛犬と一緒に走るなんて、素敵ですもんね。
と、そんな事を目論んでいたんですが、トレーナーから鋭いツッコミが。それは、「小町がそんな距離をアンタと一緒に走るとは到底思えない」というものでした(笑)
なるほど、小町の性格の事を忘れてました。一緒に走ったりといっても、公園などで短距離ばかりでしたからね。まして同時に何組もの飼い主さん&ワンコと一緒にスタートするわけですから、これはかなりハードルが高いかも。
何せマイペースな小町なんで、ハタと立ち止まって動かなくなったり、あらぬ方向へ走って行ったりとか、十分に考えられます。ウチだけの話じゃなく、他の参加者に迷惑をかけることすら予想できちゃうな〜。
気になるけど、どうしようか悩み中です♬
早いもので、先代さくらが虹の橋へと旅だって6年も経過しちゃいました。昨日が命日でしたので。
すっかり小町との生活が充実していて、だんだんと思い出す事が少なくなって来ましたが、今でもさくらとの13年の暮らしは鮮明に覚えています。
小町がやって来て、当初はよく比較というか「さくらはこうだったな〜」とか、「さくらは違ったよね」という会話が多かったですが、今ではそういうことを口にする事は減りました。だって、全然タイプが違うのはもはや明白ですし、それをしても無意味だと思うからですけども。
もちろん昔を懐かしんでの比較だったりはしますよ。ほとんど笑い話にしかなりませんけどね♫
そんな質問を、知り合いからされました。聞いて来た彼は家庭を持ち、ごく一般的なサラリーマンとして十分な経済力もあります。そんな彼に、真顔で聞かれてちょっと返答に困りました。
犬を飼っている人同士だと、その振りには即答で「ハイ」と答えます。それはそれぞれの愛犬を大事に思っている前提で、そういった説明をしなくても理解しあえている人の場合は、迷わないという意味です。
で、冒頭の彼の場合は、犬を飼った経験がゼロ。奥さんも同様で、子供達も当然未経験。だからこそ、子供達の成長も考慮して考えているのだという事でした。
なので、少し時間を置いてからこう答えました。「子供さんの教育の一環という意味ではオススメできます。ただしどういう理由であれ、終生飼養の大原則を守れそうもない、もしくは不安があるなら止めるべき」
ひとまず余裕のある経済力、そして普段自宅で家事に専念している奥さんがいること、それだけで飼育環境はかなりいいといえる現状があっても、あえてこんな言い方をしています。友人なのでもっと踏み込んだ話しはしての結果なんですが、でもこの要素は何より肝要だと思いますから。
事の発端は娘さん達が犬を飼いたいと言い出した事で、色々と犬を飼っている人に聞いて回っているようです。それは悪い事じゃありませんよね。その上で、良い事ばかりを伝えるんじゃなく、どちらかといえばネガティブな話をタップリしています。
犬を飼うのは素敵な事だと、犬真は考えています。でも何かと大変なことも付随します。どんなに可愛いワンコでも、病気や怪我をすれば治療費も掛かるし、薬代も馬鹿にはなりません。病気が無くても定期的なワクチン接種や健診、犬種にもよりますがトリミング費用もなかなかの金額になっちゃいます。そして不用意に家を空けられないし、旅行なども制限があったりします。
さらにはしつけ次第ですが、手に負えないような問題が起きる可能性もあります。それにはウチのような躾のプロに相談すれば良いのですが、それもまた費用が必要です。
そういったことをクリアできれば、犬と一緒の生活はこれまでにない喜びをもたらしてくれますし、子供さんの教育にも役立つことは間違いないと思いますよ。