いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ
どのようなドッグフードを選べば良いのか、ひとつの目安はお伝えしました。あくまで参考でしかありませんし、もちろん科学的分析等をしたわけでもありませんので念のため。また仮にそういった安心安全と思われるフードであっても、実際愛犬に与えると消化系で問題があったりして、つまりは向き不向きは出て来ると考えられます。
ワンコのフードは、いきなり銘柄を変更して新しいモノ100%を与えるのでなく、以前からのフードに少しずつ混ぜ、1〜2週間をかけて比率を徐々に変えていくのが大事です。以外とデリケートな部分でもあり、急なフードチェンジは負担になると考えてください。それをせず、下痢気味になるからこのフードは合わないと判断するのは早計ですから。
今ではオーダーメイド(必要な栄養素を好みで配合)で作ってくれるフードもあります。この場合、特に足りない栄養素を重点的に追加できるのが良いですね。老犬など活力や体力が落ちてきたワンコには、向いているといえるでしょう。
その中には冷凍状態で保存し、必要な分だけを自然解凍して与えるモノもあったりします。タイプ的には半生系だったりもしますが、これは一般的なペットショップ等で売っている半生タイプとは根本が違いますので、安心して与えることができると思います。ただ、どうしても値段が高めですけども。
それから追記しておくと、人間が食べても何も問題のないフードであることも重要です。素材を厳選し作っているフード(オヤツも含む)の多くは、飼い主さんが試食する事を拒まないケースがほとんど。逆に人間が食べようとするのを止めるフード(メーカー)は、ちょっと心配になりますよね。
これも判断基準になると思います。最近は試食コーナーで、自ら食べてチェックをする飼い主さんも多くなったようですが、これは良い傾向だといえます。
繰り返しますが、理想は完全手作り(及び完全栄養バランス)であるのは間違いありません。でもそれは難しく、ならばドッグフードを取り入れつつ調整するのが現実的です。なので、良いフードを選びたい、というのが犬真の考えです。質の高い食事と水を与えること、これがワンコだけでなく人間にとっても非常に重要なことなので。
個別にブランドや銘柄をどうしても知りたいというなら、いつでもお問い合わせください。絶対をお約束することはできませんが、少なくともこれまでの経験の中から良質と思われるフードを紹介することは可能ですので。
ドッグフードを使うことは、ある意味で現実的であり、それゆえに飼い主さんが納得できる製品を選択することが重要です。
成分や添加物等のことは、ネットで色々と調べてもらえれば、勉強することができます。理想的な成分の配合、そして添加物は無いにこしたことはありません。その上でもちろん心配なのは、成分表は読み取れたとしても抜け道としてどんなモノが混入しているかが、そこからは判別できない点にあります。それは信頼するしかないですしね。
で、私たちからのアドバイスを。具体的にどの銘柄とは言い切れませんので、あくまで目安のひとつと考えてください。私たちもまた、理想のドッグフードを探している途中といえますので。
一般的に1kg袋の単位で1500円以上のモノを選びたいですね。プレミアムフードなどと呼ばれている価格帯のものか、それ以上のものということです。もちろん値段がすべてではありませんが、素材を吟味して丁寧に作れば、キロ数百円というような価格設定は非現実的ですので。
国産品と輸入品、どちらにも共通します。一概に国産が良い、輸入はダメとは言い切れません。その上で、賞味期限や生産日が明記してあるのは安心の目安ですね。輸入品では安い船便を使う並行モノは注意したいです。長時間高温多湿にさらされているケースが考えられますので、飛行機便でフレッシュなモノが大前提かと。劣化の悪影響は、例え良いフードであってもそれを台無しにしてしまいますから。
それから手に持って触ったとき、脂分が手にべったり残るような種類は避けたいです。風味を良くすると食い付きがよくなるのは人間もワンコも同様で、インスタント食品やスナック菓子のようなものは美味しく感じるものです。ただ、それは調味料や香料、そして不要な脂分を増すことで引き立ちます。それがドッグフードにも相通じる方法論なので、こういった見るからに脂っぽいのは避けたいですね。
それと匂い。開封した時に、ハンバーガーチェーンの厨房から匂うような香りの強いものは、これまた食い付きを良くするための不要な香料や材料が多く混入している可能性が高いといえます。できればこういったのも避けたいですね。この傾向はオヤツ類も同じと考えていいでしょう。
脂にしても香料にしても、健康に害のないものだとまだいいんですが、毒にもなるような粗悪なものが使われていたりするケースも考えられますから。ウンチが黒っぽくなる、柔らかめに(酷くは下痢っぽく)なる等は、脂分が多過ぎるフードを摂取させた場合のよくある傾向だといえますね。
(つづく)
最近、よくフードの件で質問されることが多くなってきました。健康のことを考えれば、人間同様、ワンコだって食へのこだわりは必要ですよね。もちろんそれは、飼い主さんが判断し管理することです。
理想をいえば素材から吟味を重ねた上の完全手作り、ということになるでしょう。もちろん栄養バランスも考慮していることが欠かせません。ワンコの体調を日頃から管理しつつ、適切なモノを適量与えるのが最高であるのは説明が不要でしょう。
ただ、それを可能にする環境に恵まれた人は、ごくわずかだと思います。仮に毎日すべての食事を作る主婦の鏡のような人でも、栄養管理までをパーフェクトにこなすのは難しいはず。
となると、ドッグフードを使うという選択肢が現実的です。足りないと思われるものを補助的に手作りオヤツやトッピングで追加するのが、おそらく無理なく継続できる方法論でしょう。
じゃあどんなフードを選ぶのか? これがとても重要です。何せ肉骨粉問題などこれまでドッグフードにまつわる怖い話題は事欠きません。近年ではアメリカやカナダで同様の問題も発生したりして、安全性に関して心配の種は多いともいえます。
本音でいえば、TVのCMで有名メーカーやブランドのドッグフードでも、決して安心はできないといえます。何といっても、法的な整備が整っていないのはもちろんのこと、内容物の安心や安全を完全に保証するシステムがありませんから。ただそれを追求すると、最初の話題(パーフェクトな手作り食)に逆戻り。
では、一体どうすべきなのか? 飼い主さんには、少し勉強をしてもらうことが必要となりますね。
(つづく)
いつも犬真がお世話になっているラガーコーポレーションさんも、インターペットに出展していました。DOG BAGやsleepypodなど、おなじみのアイテム群を展示。いつ見ても、綺麗なアイテム群だといえますね。
気になったのは私たちも使っているDOG BAGのBOBYBAGから、カラーラインという新作がリリースされたこと。登場したのは少し前ですが、実物をじっくり見たのはこれが初めて。
色々目移りするような商品構成で、つい欲しくなってしまう誘惑ゾーンでした。
これらのアイテムは犬真でも取り扱っています。詳細はトップページのリンクからも確認できますし、商品説明等の問い合わせも犬真HPより承ります!
第四弾は、トヨタのブースから。昨年お台場で開催されたペット関連イベントでも力を入れていたトヨタですが、いよいよインターペットにも出展しました。世界のトヨタが、ペットにも注力しているというのが、何とも心強いですね。
ミニバン系をはじめとして、ペットライフに向いているクルマに専用アイテムを用意。できればペット仕様車を正規ラインアップに加えるくらいしてもらいたいですが、ともあれこの積極的なアプローチはワンコ好きにも注目されるでしょう。
アイテムは色々と用意されていましたが、個人的に気になったのはコレ。
駐車しているクルマのタイヤで固定する、リードフックです。輪っかになっている枠を止める直前にタイヤの前に置き、そのままタイヤ一個分ゴロンと乗り上げればこれでOK。タイヤが押さえとなるので、枠が外れることはありません。枠の一部にカラビナが付いていて、ここにリードを通せば、簡単にワンコをリード範囲内に収められます。
目的地にリードを固定できるような適当なモノがなくても、これがあれば心配無用というもの。帰り際に忘れてしまいそうな心配もありますが、これはこれであれば便利でしょう。
トヨタは独自にドッグサークルというペットユーザー向けのサイトを用意し、色々と情報発信もしています。ハードからソフトまでフォローしているし、何よりペットユーザーに向けて意欲的なのが嬉しいですね。
インターペットで見つけたアイテムシリーズ、第3弾です。
この一見すると絵画のように見えるモノ。実は織物(タペストリー)でした。写真では分かりにくいですが、ワンコの形に少し立体的になっていて、カラーは本物のチェーンをあしらってます。全体の配色はモノトーンや暖色(セピア)の色味を選択できるそうです。
基本的に写真をトレースして、機械織りで制作されるそうですが、何ともその風合いが良い感じでした。できれば犬真でも取り扱いたいと、つい名刺は置いて来ましたよ。
特にいいな、と思ったのが亡き愛犬をプリントすることです。写真だとリアル過ぎて見るのが辛くなるときもありそうですが、これなら常に優しく見守ってくれそうだと思いました。実際、オーダーで遺骨を収納できるようにしているケースもあるとか。
もちろん、今元気にしている愛犬の姿を反映するのもアリでしょう。お気に入りの写真を用意すれば、こんな感じで仕上げてくれます。
写真でもなく、絵画でもなく、タペストリーであるということがとっても好印象でした。
インターペットで見つけたアイテムの中で、これも注目しているのが「わんダント」。富士通が提案しています。
これは首輪に付ける万歩計の一種のようなモノで、歩数とブルブル(震え)、そしてワンコの周囲の温度を自動で記録でき、それをデータ転送できるアイテムです。
利用登録をして、アプリをスマホ等にダウンロードすれば、この記録データが転送されて、毎日のデータとして管理してくれるというモノ。その他体重やウンチの状態などを打ち込めるようにもなっているので、愛犬の日々の体調管理が一目瞭然となるわけです。
過去にこんな記録を残すことは犬真としてもオススメとブログに書いたこともありますが、データを残しやすくする手伝いをしてもらえるのはいいですね! 理想は体温や体重なども自動的に測定して転送してもらえれば最高ですが、システムとしては難しいですし、あとは飼い主の毎日の努力にかかってます。病気の早期発見などにも有効になるでしょう。
参考価格は1万円弱。気になる人は下記HPでチェックをお願いします。
インターペットでは、様々なフードメーカーやペット関連製品メーカーが出展していますので、面白い商品がたくさん発見できます。そういったアイテム群を、少しずつ紹介していきましょう。
まずは留守中の愛犬の様子をチェックできる上、オヤツや飲み水を与えることができるアイテムです。留守番カメラそのものはもう珍しくありませんが、これはカバーを任意で操作することで、カメラの前で愛犬がオヤツを食べることをチェックできます。さらにLEDライトを新設し、より綺麗で鮮明な映像が撮影できます。
これをスマホやタブレットからコントロールでき、カメラアングルを変えたり、愛犬の声や部屋の音の確認、さらにこちらから音声を届けたり、ライトを点けたり、オヤツ入れのフタを開閉したり、すべてが制御可能です。
留守番することが多い飼い主さんには、とてもオススメできますね。
リモカ2という商品です。ちなみに参照HPは以下になります。
こんにちは、犬真店長のmasamiです。
今年の暑さは、半端ないですね…。夏休みに入って、水の事故や熱中症の事故などが増えているようですが、今年はあまりの暑さで公園や家の周り(機械式の駐車場とか)で「やけど」をする子供も多いとか。
ワンコにとってもこの時期はやけども、要注意です。暑い路面を歩いたり、サマーカットで毛が短くなり、肌に直射日光があたりやすくなることでの日焼けなどなど。
同じアスファルトの道路でも、アスファルトの色が白っぽいか黒っぽいかによってもだいぶ温度が違いますし、マンホールの蓋などはちょ〜〜〜熱くなっています。
犬は、「いやぁ、路面がめっちゃ熱いんで、歩けまへんで」とは言ってくれないので、飼い主さんが気を付けてあげましょうね。
肉球は、人のかかと同じで、ケガをすると治りが悪そうですよ。
こんにちは、犬真店長のmasamiです。
先日、自由ヶ丘でお犬仲間の「One By One」さんとランチをしてきました。OneByOneさんは老犬専門に活躍されていて、横浜のハウススクエアでは定期的にセミナーも開催されているんですよ。
タクちゃんの件では、いろいろ相談に乗ってもらい、お世話になっていましたが、その後ご無沙汰してしまったので、久しぶりに情報交換、近況報告をさせてもらいました。
メールなどでお互いに連絡はとっていましたが、メールに書ききれないことなど、たくさん話ができて、楽しかったです。OneByOneさんは、来週行われるインターペットでも、ブースでお話されるそうなので、お時間のある方はぜひ寄ってみてください。
まだ、何時にお話をするのかは決まっていないそうなので、時間がわかり次第、犬真のブログでもご案内しますね。
犬真はまったく関与していませんし、小町も登場はしませんが、やはりマルチーズ特集ということで購入してしまいました。最近ではブームが来ているという話もありますが、これまであまりクローズアップされなかった犬種なので、ちょっと嬉しくもありますね。
私たちもそうでしたが、犬を飼おうとする時に雑誌やネットが重要な情報源となります。健康に育てるための方法論を知るには、まず大事な事だと思います。
ただ念を押しておくと、書いてある事ががすべてじゃないし、特に病気関連の素人判断は禁物だと考えます。動物病院で確認して対応するのが基本だし、場合によってはセカンドオピニオンも必要です。
何せ獣医学は進歩して来たとはいえ、人間の医療に比べればまだまだできる限界も多いのが現状。治癒目的というより、症状を緩和するだけの対処療法が多いことも知って欲しいですね。
それ以外にも、実は昔からのやり方で根拠の無いしつけ論やケア方法がまかりとおることもあったりします。実情に適した方法を選択するのが理想だと思います。情報は氾濫気味な現代ですが、受け止める側がそれを鵜呑みにするのは極論でいえば危険ですね。
ここ数年、セミが減っているように思います。もちろんミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ等々の鳴き声は聞こえますけども、その数が少ないんですよ。
ウチの近所に関しては、桜の立派な木があった区画が宅地となり、根こそぎ伐採された翌年から、グッと減ったように思います。
一時期はマンションの壁にワサワサとセミを見かける事や、朝早くから大合唱していたもんですが、それが最近になって寂しく感じる程です。
別に好きな昆虫ではありませんが、夏の風物詩が感じられにくくなるのもどうなんでしょう。時折網戸にへばりついて鳴いているセミがいるのはいますけど、それも珍しくなりつつあります。環境の変化は、今時自然回帰方向だと思っていたんですが、そうでもないようですね。
7月早々に梅雨明けして、もうすぐさま無茶苦茶暑くなったと思ったら、やけに涼しい日が続いて月末へ。そしてまた暑さがぶり返しつつ、意外に朝晩は涼しくてエアコン要らずだったり。雨も降る時は半端ないし、とにかく安定しませんね。
涼しい日が多いのは助かりますが、ちょっとこの気温差には人間もバテ気味。というのも、中途半端に涼しいとエアコンの効きも変化して、一定の感じになりません。今日はやけに寒い、一向に涼しくないなど、日替わり状態。
これが体調を崩すようで、実は私もトレーナーもスッキリしません。
小町は体調こそ問題無さそうですが、暑そうにしていたり快適そうだったりが日によってマチマチですね。本当は伸びた体毛をカットすればいいんですが、この前書いたようにいつものサロンも大忙しで、なかなか予約もできないのでここは我慢。
ともあれ、ちゃんと食べて寝るの部分を大事にして行こうと思います。そこに適度な運動でしょうね。もちろん、人も犬も。
こんにちは、犬真店長のmasamiです。
先月末から度々行った山中湖。最近はテレビでもよく見るようになりました。特に、忍野は涼しさを求めるためか、テレビで何度も紹介されているのを目にしました。
忍野は水は冷たいけど、天気がいいと路面がとても熱かったのが印象に残っています。意外に砂利の石がとっても熱かった…。私たちが行った時も、犬連れのお客さんの姿を多く見かけましたが、路面温度を気にしている方は、思ったよりも少なかったです。
うち的には、路面が熱そうなときは必ず手を路面にあてて、下を歩かせても大丈夫か確認しています。小町のように小型犬なら、抱き上げることもできますが、中型犬以上になるとそれも大変。
最近では災害時用など「犬用の靴」を履かせる練習をする方もいらっしゃるので、お出かけ好きなワンちゃんは靴を履くことを慣れさせるのはいいかもしれませんね。
そして、忍野では犬の立ち入りが制限される場所もありましたが、ワンちゃんOKの看板を発見!! 日陰では、小町を歩かせ、日向では抱きかかえて移動すると、感じのいい茶屋を発見。
暑かったので、飼い主はアイスコーヒーを注文し、小町は備え付け?の大きい器で湧水をいただきました。
ここのアイスコーヒーは、とっても美味しくて、次はホットコーヒーも飲んでみたいと思いました。やっぱり、水が美味しいとコーヒーもおいしいのかなぁ。
ウチではしつけのレッスンのために、オヤツをバンバン使います。それが良いのか悪いのかという議論もあるようですが、「オヤツで指示に従ってくれる(キッカケに)のなら」というのが根底にありますので。
このあたりの詳細はまたトレーナーが書いてくれると思いますが、モチベーターとしてオヤツを使うのはアリだと判断しています。もちろん慣れてくれば徐々に与える量を減らし、オヤツなしでも指示に従ってくれるのが理想という考え方に基づいてますので、誤解の無いように。
意外とオヤツを持たずに散歩している人が多いので、あえてこういうテーマで書いてみました。どれが正しいとか間違っているとか議論したいのではなくて、あくまでウチの基本方針だということです。