いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ
4/12にメルセデス・ベンツ品川にて、犬真として今年初のイベントを催します。
内容は「犬との暮らし方相談」ということで、しつけ全般、例えばや無駄吠えやトイレなど問題行動の解消、散歩時のルールやマナーに関して、老犬の健康管理やチェック法、介護のコツなど、様々な疑問点にウチのトレーナーがアドバイスします。
そこで、有効にこういう場を活用してもらうための、秘訣を紹介したいと思います。
イベントですので1回の相談は約15分間、テーマはひとつに絞らせてもらいます。飼い主さんとしては色々聞きたいでしょうが、ここはまずテーマを絞ってください。ドッグランも併設しているので、ワンコ連れでお越しいただき、その場で実践しながらのアドバイスも可能です。
あくまで相談会なので、もちろんその場で解消するケースもあり得なくはないものの、即効で矯正ができるとは考えないでください。その後、ある程度の時間レッスンをしなければ、基本的に問題解消は難しいですので。
こういった場を有効に活用するには、繰り返しますがまず一番困っていること、悩んでいることを整理してから、相談してください。動画などで実際の問題行動を撮影してもらうなどすれば、より具体的なアドバイスが可能になると思います。
問題行動には必ず理由があります。ただそれを人間の感覚で理解するのは難しいですね。ワンコの状況や状態を確認し、そうしない方向へ導くのが大事かと。
今後も成長が楽しみです。
NTTドコモが新しく始めた、愛犬家向けのサービス「ペットフィット」というものをネットで知りました。
簡単に説明すると、愛犬に通信可能なタグを装着し、リアルタイムの様子(寝ている、休んでいる、歩いている、走っている)や周辺温度を計測し、スマホやパソコンなどからいつでもチェックできるとか。
カロリー収支や歩数、睡眠時間などをグラフ化して確認したり、愛犬の各種データをもとにした獣医師監修によるコメントや、「ふれあい プログラム」などの健康管理サービスを利用できるそうです。さらに接続が一定時間途切れた場合には、愛犬が迷子になったと判断しすぐにメールで教えてくれ、タグに搭載されたGPSにより居場所を確認することができるとのこと。
以前、インターペットなどでも愛犬の健康管理が出来るサービスがあったり、スマホを使った監視カメラなどもありましたが、通信タグを使うことで監視だけでなく、捜索までできるのがウリのようです。
ちょっと費用が掛かりますが、留守が多いケースなどでは役立つことでしょう。便利な世の中になったもんですね。
こんにちは、犬真店長のmasamiです。
リックさんが、どんな反応をしてくれるのか今から楽しみです。
また、来週が楽しみです。
東日本大震災から3年が経過しました。トレーナーと二人で自宅に居て大きな揺れを感じ、思わずTVや身の回りの家具を手で支え、慌てて報道を確認して愕然としました。
最初の1時間はずっと揺れているんじゃないかと思うほどで、とにかくこんな大きな地震は初めての経験。幸いガスとエレベーターが自動的に止まったくらいで、マンションには特に被害もなく、自室内もこれといって破損したりすることはなく、ただそこから数日は時間が止まった感覚でしたね。
近所のコンビニやスーパーからは食料や飲料水が消え、ガソリンの入手も困難。計画停電とかもありましたが、ウチのマンションはなぜか回避されて申し訳なく思ったりもしました。とにかく不便なことだらけで、今の生活がこんなにもモロいんだと痛感したといえます。
当時ウチには幸か不幸かワンコが居ませんでした。先代さくらが1月に亡くなり、小町がやって来たのは5月でしたので。何か、それも不思議なタイミングのように思えなくもありません。
今だ被災地は復旧復興が進まず、原発問題も進展を感じられない状況です。被災された方には、いまだにどう声をかけていいか分かりません。少しでも進展があることを、心から祈るばかりです。
復興復旧のお手伝いなどろくにできませんが、震災後から継続して何か役に立てることがあればと都度考えて行動していますし、これからもそうしていきます。
修了証ももらいました。
ネットのニュースから、「ペット信託」なるものができたという記事を見つけました。
どういうものかといえば、自身が亡くなられた後、ペットの飼育費用を適切に残し自身に代わる新たな飼い主を定めるにはどうするか、という方法論のひとつとして信託法に基づいた正規の信託が確立したということです。
高齢者がペットを飼育する際、ネックとなるのが、自分が居なくなったらこの仔はどうするのか、という不安です。それを払拭してくれるというモノですね。
日本司法書士連合会という団体が、1年前に登録商標したものだとか。法の専門家が考案したというだけに信頼できます。
ペット信託は信託法に基づいて手続きされるそうです。
まず、飼い主を代表にした管理会社を設立。飼い主の死後、ペットに残したい財産を事前に管理会社に移しておき、次の飼い主を受益者とする遺言書と「ペットの飼育のために」と記した信託契約書を受益者と締結します。
遺産を飼育費として相続してもらい、相続された飼育費が適切に使われているか監督する制度もあり、弁護士などの監督人がペットの飼育状況をチェックするとか。相続財産の乱用を防ぐため一度に相続させず、分割することも可能とのこと。
資産家が資産を親類とかではなく、ペットに相続させるなどというニュースをかつて聞いた事があります。ま、資産家じゃなくても、とにかくこの仔を残して死ねないという高齢者にとっては、安心できるやり方だといえますね。
これが定着すれば、高齢者でも犬を飼い続けることに不安はないし、年齢を理由に犬や猫を飼うのを諦めなくてもいいことになります。理性があって責任感の強い人ほど、そう考えていると思いますので、そこに光明がさしたのかもしれません。
いずれにしても、責任を持って正しくペットを飼いたいと願う人にとって、また一歩前進できる話だと思います。
そんな意識の人だけがペットを飼う世界になって欲しいですよね。
考えています。
早く暖かくなあれ。