いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ
集合写真をパチリ!
みなさん、お疲れまでした。
今日から9月。巷では防災関連の話題が目につきますが、万一のために備えてますか?
ここでは一緒に暮らしているワンコに関してもお忘れなくという意味合いで、ちょっと思いついたことを書いてみました。
ウチはトレーナーが防災関連の備えに関してはなぜか意識が高く、寝室には何かあった際に持ち出すリュックが用意されています。非常食や貴重品、衣服やら薬品等が詰め込まれています。もちろん懐中電灯や防災ラジオ、そういったものも完備。
非常用トイレも用意してあり、またトイレやスペースのある所に、空ペットボトルに水を満たした物を置いてあり、マンションのライフラインが止まった際に備えています。
飲み水は普段から汲み置いて済みを入れたタンクに貯蔵し、必要な分を冷蔵庫で保管するようにしているので、常に20ℓくらいは準備されています。もちろん懐中電灯や防災ラジオ、そういったものも完備。
ま、いい加減、保存食は入れ替えの時期に来てますけどね(笑) 東日本大震災の教訓から、用意した物が多いですから。これは近々、料理に使って新しいのを補充予定。
またここからが肝心ですが、リュックの中には私たち用だけでなく、小町のための非常食やトイレシート、リード&カラー、防災ずきんなども含まれています。避難先でワンコが受け入れられるかは不透明ですから、何かあっても数日は対応できるようにしている、という事です。
もちろんこれで完璧などとは思っていません。気休めにしかならないかもしれないでしょう。ただ防災ということを、ワンコのことも一緒になって考えておく、という意識は飼い主にとって大事なことであるのは間違いありません。
またインターペットのネタですが、整理していて忘れていたモノを。
ホンダのブースで見つけた、なかなかシャレの効いたぬいぐるみを紹介します。一見フレブルのぬいぐるみで、結構リアルな感じもするのですが、それより何よりそのポーズに注目してください。
最初は気付かなかったんですが、一緒に居たウチのトレーナーが笑っていたので何かと思ったら、コヤツは右後ろ足を高くあげた、ションションスタイルをとっているんです。いいですよね、このジョークっぽいの。
ちょっと遠くから自分のクルマのタイヤあたりに置かれていたら、思わず「コラーッ(怒)」と叫んじゃいそうです(笑)
これだとイタズラとしても使えますね。勢いで思いっきり蹴られそうですけども。
そんな冗談はともかくですけど、インターペットで会場を隅々まで回ってみると、本当にワンコを取り巻く業界には色んなモノがあるんだな〜、と感心してしまいました。
インターペットは愛犬連れOKのイベントですが、そのため主催者からは色々な配慮がなされています。写真には撮ってませんが、愛犬用の共用トイレスペースが用意されていました。
また、人も犬も無料で飲めるウォーターサーバー(某ミネラルウォーター社協賛のようです)が用意されていたり、至れり尽くせりでした。人間用紙コップ、そしてワンコ用の器も用意するなど、嬉しい配慮でした。
ただトイレに関しては、残念ながら綺麗に使わない(使えない)飼い主が居たのは事実で、定期的に掃除をするスタッフが気の毒でしたね。
せっかくの場なので、マナー良く、綺麗に使いたいもんです。不届きもののせいでもし来年以降、こういう会場が使えなくなったら、どう責任取るんだよ! と強く言いたいほど。
さらには会場の色々なブースでも、ウンチ袋などを無料配布したりしてました。写真は初出展のホンダブースの一角に置かれた、マナー袋です。
さり気なく、誰もが使えるようにディスプレイしてありました。クルマへの興味はともかく、こういった気配りはちゃんと愛犬家に通じると思います。
粗相をしてしまうのは生き物だから仕方ないとして、それをしっかりフォローするのが飼い主の役目。
犬を飼っているなら考える事もないような基本マナーなのですが、それすらしない輩がいるのはとても残念です。
インターペットは、個人的に色んな興味のあるブースを見学したり、アイテムチェックができたり、はたまた愛犬家との交流ができたりと、実に有意義なイベントでした。
ペットブームは一段落した(少なくとピークは過ぎたと思う)けど、犬を取り巻く環境の変化や、犬好きな人の意識の高まりなどを実感できる場だったと思います。
TVの取材では老犬介護の観点でのクローズアップがあるなど、業界も熟成期に入りつつあることが理解できますね。
ただ、相変わらずこういうイベントに来ると、愛犬家であろう人の中には、疑問符の付くような飼い主さんが少なからずいることもまた、再認識できました。
通路が狭いのに買い物や見物に気を取られ、通行の邪魔になっていることに気付かないカートを押している人。ぶつかって来て謝りもしない人も、相変わらずいますしね。他人の犬を傷つけたりしないか、ヒヤヒヤしますよ。
さらに混雑しているので、愛犬を歩かせていると踏まれたり蹴られたりしそうなのに、まったく無頓着に歩かせている人。とくに他頭飼いの人に多い傾向でした。ウチはそれが心配で、通路では小町をキャリーバッグから降ろしませんでした。人の動きや流れを注意深く観察し、それを避けて歩かねばならないので結構神経を使ったほど。
さらには焼けたアスファルトの上を歩かせている飼い主も見受けられました。自分も裸足で同じように歩いてみればいいのに、と思ってしまいます。犬は我慢強い生き物だし、飼い主さんとのお出かけが楽しく、辛い事を我慢しがち。そういう事は考えないんでしょうね。
あと極めつけは、小型犬、特にチワワやトイプードルの飼い主さんに複数目撃された事例として、愛犬を抱き上げるために、リードを引っ張って首吊り状態にするケース。目が点になりました。引っ張り上げるためのカラーやリードじゃないのに、使い方の間違いなどという生易しいもんじゃありませんよ。若い女性に多く見受けられましたが、怒りすら覚えました。
意識の高まりとは別に、基本的なモラルやマナー、ルールが徹底していないのは現状ですね。だからこそ、しつけの基本というものを勉強してもらいたいです。そこには犬の基本行動、身体の基本構造、食事の在り方等々、そういったものを理解しないと!
お座りやお手をさせるのだけが、しつけではありません。人間の社会常識や環境に適合させるためのものであって、そのために犬を理解し飼い主の意識から変えるのが、しつけトレーニングなんです。そういう事を理解しなきゃならない人が、まだまだ多いのは悲しい現実です。
愛犬をわざわざ危険にさらすような人は、犬を飼う資格がありませんから。