いぬまさ裏日誌 - コラムカテゴリのエントリ
この前の土曜日、八ケ岳で開催されていた犬系イベントに行って来ました。その時の感想を。
敷地は十分なスペースがあり、アジリティなどの参加型イベントも無理なく開催できましたし、いろんなお店の出店もあり楽しめました。ただ、そのゆとりが仇となって、やや閑散とした雰囲気となってしまったのは残念ですね。
出店も比較的似たような内容の、つまり被っちゃうケースが多かったので、結果としてバラエティさが足りないように思いました。それと土曜日の午後遅めだったためか、売り物がだいぶ無くなっていて、これまた寂しい印象でしたね。
あと事前のアナウンスも足りないし、せっかくのイベントが周知されなかった感じ。我々をはじめ関東エリアや関西エリアから犬連れも来るには来てましたが、それだけにちょっと残念な感は拭えませんでした。あ、会場周辺の案内も不十分でしたね。ちょっと迷いました(笑)
ともあれ、もったいないな〜、というのが率直な感想です。初めてのイベントだったようなので、無理もないという点があるのかもしれませんが、準備不足や経験不足は露呈しちゃったかな。
色々イベントを見ているだけに、ちょっと厳しい意見かもしれないけど、せっかく良い場所があるんだから、やっぱりもったいない!
TVのニュースで見ましたが、また悲しい事件が起きました。
土佐犬がプードルに噛み付いてケガをさせたというもので、あろうことかその土佐犬の飼い主は、プードルの飼い主に逆切れしたそうです。2年前にも同様の事件を起こしていて、その際はミニチュアダックスフントをかみ殺してしまったとか。つまり同じ事を繰り返しているのに、土佐犬を飼い続けているのがまず間違ってます。
行政とか警察とかも、何か指導や警告のひとつくらいはできるでしょう。そんな無法行為がまかり通る日本は、やはりペット後進国ですね。
今回のケースでは、噛み付かれたプードルはケガで済んでいるようですけども、自分の飼い犬が見ず知らずの犬に噛み付いたのに、リードを引っ張る等、何もしなかった挙げ句、「そんな犬を連れているお前らが悪い」と罵倒したとのことです。
頭の中、カチ割って見てみたいもんですよ。呆れて言葉が出ませんね。
酷い事をしているという意識が、おそらくまったく無いのかと思います。こんな飼い主もいるというのが残念でなりません。土佐犬には罪が無いと思いますけど、飼い主次第ではやはり危険もあるのは間違いありませんから。
この前、インターペットへ行って際に感じた感想のひとつです。
それがグレインフリーをうたうドッグフードがとても多くなったという事。すっかり流行しちゃっている感じですね。どこのブースでも、盛んにアピールしていたように思います。
このグレインフリーというのは、穀物不使用という意味です。そもそもワンコには、炭水化物はそれほど必要じゃないし、穀物なんてそんなに沢山与える必要はありません。
ですがドッグフードのかさましには欠かせないという理由で、穀物類を多く含んだモノがこれまで主流でした。これはまた、見方を変えると、コストダウンには欠かせない手法ともいえます。
それが昨今、アレルギーを持ったワンコが増加し、その原因の一つとして問題視されるようになってきたのが、この穀物類だという経緯があります。穀物がすなわち悪い訳じゃなく、遺伝子組み換えのとうもろこしを使ったり、端的に質の悪い素材を使っていることによる弊害なわけですが、これは肉骨粉など、素材がどうなのかよく分からない肉類も同様。
ともあれ、そんな材料は使ってませんよ、というのが今の流行につながったのかもしれません。まだ詳しく調べてませんが、代わりに何が主体になっているのか明確なフード以外は、こういった言葉にだまされないようにすべきでしょうね。
インターペットで感じたのは、最近耳にする猫ブームの影響を感じた点です。猫絡みの出展が多かったように思った訳ですが、すっかりマスコミも猫押しですね(苦笑)
生き物を飼うということを、ブームで煽るのは止めてもらいたいと思うのですが、いかがでしょ?
今日、仕事場での会話に、この猫ブームが出て来ました。
「猫の方が、一人暮らしでも飼いやすいし、お金も掛からないらしい」「犬は世話が大変。猫はその点、楽だ」等々、聞いた事のある内容だったのですけど、そもそも一人暮らしで動物を飼うのはどうかと思うし、お金の心配をするならこれもまた動物を飼わない方がいいし、楽とか大変とかの判断というのは、そもそも変ですよね。
確かに楽じゃないし、お金も必要。でも犬猫どちらでも、動物を飼うという点では一緒。手間やお金の心配があるという人は、何も無理に飼わなくてもいいですから。
そんな心配している人が犬猫を飼うと、手に負えないという勝手な理由で飼育放棄をするのかもな〜、などと思いつつ、不毛なその会話には一切加わりませんでした。
小町のお散歩ホームコースは、とある川沿いの歩行者&自転車専用道路なんですが、そこで見つけたのが、「ここで犬のブラッシングをしないでください」というもの。近くを見渡すと、あるわあるわの抜け毛の山。
情けないですね〜。ブラッシングするなとは思いませんけど、抜け毛を放ったらかしというのはマナー違反でしかありません。それも少量ならいざ知らず、露骨に大きなキャベツくらいの固まりになってましたから。
ノーリード、糞の始末、オシッコの始末に次いで、これはアカン行為ですね。同じ飼い主として悲しくなります。
生え変わりの時期などには、苦労することは理解できます。ウチの場合、マルチーズでそういった心配がないし、抜け毛そのものも少ないんで、楽させてもらってはいますけど。ただ散歩で汚れても、外でそのままブラッシングとかはしません。クルマの中で処理して、というのエチケットだと思うからです。
抜け毛で困っている知り合いの方々も、皆ちゃんとケアしてますよ。それが当たり前でしょ!
家の中が毛だらけで困る、クルマの中が毛だらけで嫌、と思う気持ちがあるならば、ベンチ横にその抜け毛の塊を置いて行く無神経さも何とかしてもらいたいです。
どこか日本的な発想なのかもしれませんが、ワンコを飼っている人の中に、長年飼育した経験や多頭飼いの数が多い程、自分は偉いと勘違いしているケースもあるようです。
前にも書きましたが、長年の経験は貴重な積み重ねであり、確かに経験値が豊富だとは思いますが、それは単なる年数の問題ではありません。間違った認識や知識の積み重ねだったとしたら、それはもう不幸ですよね。
常に勉強し、観察を怠らず、経験談だけでなく知識を磨いて身に付けた人と、ただ漫然と長い間犬を飼っていたのでは、同じな訳ありませんよね。一緒にしないでください。
当然、飼育頭数もしかり。たくさんいれば大変な事は理解できますが、だからといって数が少ないケースを見下す理由にはなりませんから。
何か数量が多い=自分は偉いと錯覚しやすいのが、日本人の悪く癖だと思います。さらにはここに、経済的な意味合いを含めちゃう人も居て、そうなるともう最悪(笑)
金持ちが偉い、という単純が図式で何でも物事を計られるのは、悲しい限り。
なんでそんな事を書いたかというと、たまたま昼間、その典型的な事例に出くわしたから(笑) 古くさく今じゃ迷信に近いような間違った飼育&しつけ論、そして多頭飼いゆえに毎月ン十万も金が掛かると、誇らし気に語っていた、あなたのことですよ(怒)
犬真では、愛犬とより楽しく暮らすためのアドバイスをしています。オフ会を企画したり、セミナーを開催したりするのも、その一貫といえるでしょう。
大事なのは飼い主さんと愛犬とが、楽しく遊べる時間を作り、それを実行することだと思います。お散歩に行くのもしかり、途中でボールやディスクを投げたりしてもいいです。家の中でちょっとトレーニングというか、遊びの延長になるようなトリックを教えるのも、より親密度が高まるのでオススメです。
ポイントは楽しく、コミュニケーションを深めることでしょう。飼い主さんもワンコも、楽しく過ごすのが重要です。
無理矢理はよくありませんね。強制は苦痛になったりしますから。またしつこく何度も繰り返す、長時間やり続けるのもどうかと。ワンコの集中力は、長続きしませんので。
5分、10分でいいから集中して真剣に遊ぶ、というのがコツかも。修行のような厳しさ、辛さは必要ありません。
そのために、ご褒美を用意しましょう。犬真では、そういうためにとっておきのオヤツを使います。ウチの小町は食いしん坊なんで、効果はテキメン(笑)
大好きなオヤツでももちろんOK。ただし誤解して欲しくないのが、オヤツありきで何かをするんじゃなく、あくまで報酬としてオヤツを用いるという意識です。
オヤツで釣る、というのは間違いです。ちゃんとできたご褒美に与える、それが肝心ですから!
東日本大震災からもう5年。2011年はある意味で大きな節目でした。
年明けして間もなく、13歳を迎えたさくらが逝ってしまい、大きな悲しみを受けたばかりなのに、あの地震。生まれて初めてとなる大地震の経験でしたが、知っている景色が津波に飲み込まれる映像に息をのむしか出来なかったことを記憶してます。
ウチにはこれといって被害は無く、友人知人で亡くなった方もいなかったのは不幸中の幸いだったのかもしれません。ただ生活に困窮した人も少なくありませんし、そこへ加えて原発事故。何とも例えようのない不安や恐怖を実感したと言えるでしょう。
その数ヶ月後、小町を迎えることになりました。犬真を立ち上げたのもこの年です。
それがあってか、落ち込んだ気持ちは否応なく高まってくることに。何かアクションを起こさずにはいられなかったんだと思います。小町の成長を見届けつつ、犬真としての活動を実行することで、前を向いて進んで行く手応えを感じました。
月日は流れ、5年も経過したけど、あの痛みを忘れたかのような政治や行政、大企業の有り様に驚くと同時に、悲しい気持ちにもなります。日本人って、こんな人種だったのかとがっかりしているのが本音。
でも、犬真ごときに何が出来るかは分かりませんが、やれるべき事をやって少しずつでも前進を続けられるよう、努力して行きたいとより強く思うようになりました。
犠牲になった多くの人々や、ワンコをはじめとする動物達に、今年もまた黙祷を捧げたいと思います。それくらいしか今は出来ないけど、少しでも早く復興が進むことを祈りたいし、少しでも手伝えることがあればやっていきたいですね。
ANAがチャーター便を使って、機内に愛犬を連れて移動でき、ホテルやレンタカーももちろんワンコOKというパッケージツアーを企画しました。行き先は北海道の道東。人気のエリアですね。2泊3日4食付きで大人2名ワンコ1匹なら22万円。決して法外な値段じゃありませんね。
これまで飛行機の旅となると、ワンコはケージに入れて荷物室というのが原則。大韓航空や欧米の一部航空会社のように、機内へ連れ込める例は日本国内では皆無でした。今回のケースも日時限定の1便のみというパッケージツアーではありますけど、これまでに前例がなくそういう意味では画期的です。
反響が大きければ、こういうツアーが増えることは十分に考えられます。愛犬との旅となると、クルマ頼りのケースが一般的ですが、こういったツアーがあればより遠方へ出掛けることが容易になりますね。
ポイントなのはチャーター便ということなんでしょう。犬好きだけが集まるわけで、それなら機内もワンコOKという判断なんでしょう。ホテルももちろん対応してくれるし、レンタカーもワンコOKなのは珍しい例です。
そういう意味で、今回の企画が大成功となることを期待したいです。おそらく、あっという間に売り切れちゃうとは思いますけど♪
去年の夏に、ナイターでドッグランBBQを企画したことがありますが、今年はそれに味を占めて何度かランチタイムにも企画しようと思っています。
今の所、新しくグランドオープンするわんダフルネイチャービレッジで5月頃にやろうと、犬友さんと調整中。ワンコ連れだとお守りも大変ですが、仲間が集まってワイワイと焼き台を囲んで犬談義するのはとても楽しいし、オフ会としては盛り上がりますよね。
調べてみると、意外とワンコ連れBBQが可能な場所は関東近郊にも多いのですが、駐車場が完備されていない場所が思いのほか多いのが難点。犬連れの多くはクルマ移動のパターンが基本なので、駐車場が無いと候補にしにくいです。
どなたか、穴場スポットを知ってる方がいれば、ぜひそういう場所を教えてもらいたいですね。
この前、知り合いから「コーギーで尻尾のある仔を見かけた」と話がありました。彼女にとってはとても新鮮というか、奇妙にすら映ったようです。そこで「尻尾の無い(短い)コーギーは、子犬の時に切られているんですよ」と返したら、目が点になってました。「切っちゃうんだ。もともと尻尾が短いわけじゃないんだ」と、これまた驚いていました。
知らないことなんで無理もないでしょう。犬好きならコーギーやドーベルマン、ミニチュアピンシャーなどが、断尾や断耳をしていることを知っている人も多いはず。
でも知らない人も居るのは当然。犬に興味がないなら、無理もありませんよね。
これら断尾や断耳は、以前ここでも書いた人間のエゴの最たる部分にあたるのだと思います。そもそもの歴史は、牧羊犬として使役するコーギーの場合は、家畜達に尻尾を踏まれないようにするため断尾したとされてます。闘犬や警備犬として使役するドーベルマンなどでは、噛み付かれたり持たれたりする部位を減らし、防御の能率アップとしてされたとか。
その歴史的な経緯は否定するべきことではないかもしれません。ただその後、愛玩犬として飼育されるようになっても、断尾や断耳した状態が犬種のスタンダードとされたこと、それを血統書を維持するために慣例として生体販売してきた業者に、問題があると思います。
身体の一部を使役に関係なく切り落とすなんて、ナンセンスでしょうね。仮に使役用だったとしても、正直納得できないと個人的には思いますから。
人間もそうですが、不要な部分や臓器なんてありません。またそうすることで、デメリットが無いと言い切ることもできないはず。慣例的になっているためか、業界内ではデメリットに関しては何もアナウンスされませんが、そんなわけはないと思います。子犬の時だと痛みも少ない、もしくは感じないなどという話も、信じられませんよね。
ともあれ、人間のエゴで慣例となっただけの行為であることを、少なくとも犬好きには知っていて欲しいと思います。
ひょんなことで、仕事先で顔見知りの人が愛犬家であることを知りました。ちょうど私の携帯の待ち受け画面(小町の写真ですね)を見て、「俺のも見てよ」という所から話が盛り上がりはじめたわけです。
彼のスマホの写真ホルダーには、それはもう愛犬の写真で溢れていました(笑) それから休憩時間の間は、ずっと愛犬自慢でしたよ♪
私は携帯ではあまり写真を撮らない(ガラケーで画質が悪いものですから)のですが、スマホ使いの人たちは、それはもう沢山の写真を撮っているケースが多いですね。データ容量の大半をそれで使っているという強者もいました(笑)
ただ、そうやって撮っておいた写真は、しかるべく所に保存しておくことをオススメします。具体的にはDVDやCD、HDが良いですね。SDカードやUSBメモリーなどのフラッシュ系メモリは、静電気などにも弱く、データが消えちゃうこともあります。PCなどに読み取って、DVDに焼くなり、外付けHDに保存するなりした方が安全です。
消えちゃってガッカリする前に、少なくともいくつかの媒体に分散しておけば安心ですね!
あまりTVは見ないのですが、今晩は食後のくつろぎタイムに、小町をあやしながら珍しくTV鑑賞してました。偶然ですけどペット番組をやっていましたが、期待通りのあまり価値の無いコンテンツでしたね...。
一番ガッカリしたのは、芸能人が大挙して生体販売しているペットショップで、数十万円という高額なプライスを付けた子犬や子猫を紹介する企画。おそらく業界絡みなんでしょうが、まだこんな煽りをするのかという失望感があります。それと可愛い子犬や子猫で、視聴率を稼ごうという浅はかなTV局の姿勢にも、もはや呆れちゃいます。
もう少し、切り口そのものを考えて番組構成できないものでしょうかね〜。
とあるネットニュースで、多くの方がその名前を聞けばすぐに思いつくような有名人のエピソードで、衝動買いから犬をはじめとしたペットを自宅に連れ帰っては、すぐ両親に世話を押し付けてしまう、などという記事を見ました。本人はまったく世話をしないらしいです。
あまつさえ、両親はその都度たしなめるどころか許容し、何頭も家で飼育されているなどと、その両親の躾のまずさ、甘さまで露呈しているとか。経済的なゆとりもあるからかもしれませんが、何とも呆れた話です。本人、両親ともにいい大人の年齢なのに...。
しかもそんな経緯を笑い話にしていて、それを放送したTV局の見識や良識も疑ってしまいます。有名人なら何をしてもいいわけないし、そもそもこれといった芸も無いような連中だから悲しくなります。
バラエティでためになる番組ももちろんありますが、多くは必要のない価値が感じられない番組が多いということを、再認識してしまいました。
ともあれ、こんな飼い主が巷に保護犬を増やす要因の一つになっているかと思うと、ガッカリします。こういう無責任な自己中心的人間がたくさんいることは、とても残念でしかありません。
保護犬活動や、動物愛護に一生懸命活動している芸能人も多く居るというのに、本当に呆れますね。お願いだから、二度と動物を飼わないで欲しいと、本気で思いました。
ウチのトレーナーが花粉症を先だって発症しましたが、嫌な季節ですね〜。私は花粉症じゃないんですけど、春先の埃っぽい風の強い日は、瞬間的に花粉症みたいになったりもします。くしゃみが止まらなかったり、鼻水でティッシュが欠かせなかったり。
花粉症の人は気の毒に思いますが、実はワンコにも花粉症はあるんです。毎年、多分この時期には同じようなことを投稿していると思いますけど。
ワンコの場合は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりといった人間のような症状ではなく、脇、四肢の先端および屈曲部、下腹部、口および眼周囲、耳などの痒みを伴う皮膚症状の方が一般的なのだとか。皮膚炎のようになり、痒みから掻きむしって傷になり、化膿するケースが多いそうです。稀にくしゃみ・鼻水・鼻づまりもあるとか。
アレルゲンの特定は難しいらしく、それでもアレルギー検査で推測することまでは可能とのこと。そのあたりは獣医師に相談となりますが。
いつもと何か違うと感じたら、まずは病院へ行くことが大事です!