いぬまさ裏日誌 - 真面目なお話
こんにちは、犬真店長のmasamiです。
今日は、先代さくらの命日です。
犬豆メンバーmikaさんのブログを読んでいて、私も今ならいろいろなことをしてあげられたし、あの頃のしつけ方法は間違っていたなぁと当時を思い返しました…。
トイレの失敗は、鼻先を床に押し当てて怒るとか、よくそれでトイレを覚えてくれたと今では、感心してしまうほど(苦笑)。
そうそう、さくらは引っ張りが強かったので、チョークチェーンの様に引っ張ったら首が閉まるリードを使って散歩をしたとき、引っ張りすぎて、さくらの意識が遠くなったこともありましたよ。
あの時は、ビックリしたなぁ。
さくらを飼い始めたのが、今から16年前。
その当時に私が聞きかじっていた「しつけ」とは、叱ることがベースになっていて、よく怒鳴っては、さくらはソファの下に潜り込んでいました。
昔のしつけは、叱ることがベースと書いていますが、いろいろ勉強していくと10数年前からオヤツなどを使った報酬ベースのトレーニングを提唱したしつけ本も出ていたようなんです。ただ、その当時はまだ「リーダー論」が強かった時期のようで、トレーナーさんもリーダー論にのっとったしつけ方が多かったみたいです。
今、うちは先代が亡くなり、そして小町を迎え、その当時とは違った方法でしつけに取り組むことができています。トイレを失敗しても怒らないし、怒らなくても済む環境を作ったり(サークルやクレート、出入りしてほしくない場所には柵を設置するなど)。
なので、まったく「激怒」することはありません。
まあ、私の体調が悪い時などに、いたずらをされたりすると、「イラ」っとすることはありますけど…(苦笑)。
先代のさくらは、おとなしくてイタズラを全くすることがなかったので、しつけといっても、そんなに苦労することは無かったのですが、小町と暮らすようになってから、「犬ってこういうものなのね」といい勉強をさせてもらっています。
物をかじること、吠えること、散歩で芝生に体をグリグリしちゃうこと
嬉しくて走り回っちゃうこと などなど(笑)。
犬としては、当然の行動に人がどういう介入をしていくことが必要なのか。
しつけの勉強を通じて、老犬の介護に関して学ぶ機会やハーブに接する機会に
恵まれたり、価値観を共有できる素敵な人たちに出会うことができて、
相談できる先輩や仲間にも恵まれました。
これも、先代のさくらが私に残していってくれた素敵な「縁」だと
感じずにはいられません。
そもそも、さくらがいたから、今の仕事を始めようと思ったわけですからね。
それが、小町につながり、しつけで出会うワンちゃんたち、
シニア犬シッターで出会うワンちゃんたちとの縁につながっていく。
素敵な縁がこれからも繋がっていくといいなと思います。
さくらは、いなくなってしまったけど、
感謝の気持ちを忘れることはきっとありません…。
なんだか、ちょっと真面目になっちゃいましたが、
今日はそんなことを考えた一日でした。
さあ、これから小町の肥満解消のお散歩に行くぞーーー。