いぬまさ裏日誌 - しつけ・飼育相談会の意義 その2
11月16日にSEV東京・五反田ショールームにて開催する「無料しつけ・飼育相談会」の意義として、その1を説明しました。ちょっと内容が固かったと思いますので、今回は視点を変えてお話ししたいと思います。
犬真で考えるしつけの基本は、飼い主さんのライフスタイルに適応し愛犬が問題を起こさないようにするというモノです。その問題は、生活環境や住居環境などに左右されると思います。
例えばお隣さんに音が伝わりやすい部屋で生活しているなら、なるべく騒音を控えるのが当たり前だと思います。いくらTVや生活音を抑えても、愛犬がワンワンと頻繁に吠えてしまえば、これはマズいということになりますよね。だから無駄吠えをしないようにしつけをする必要があります。
でも人里離れた一軒家に住んでいるなら、こういった心配は考えなくてもいい、ということになります。極論といえばそうですけども。
ただ無駄吠えは他人への騒音問題だけでなく、飼い主さんにも迷惑だったりします。ろくに電話もできない、寝ようとしているのに騒いでしまいろくに睡眠も取れない等々。これはこれで、何らかの対応をしなくてはいけません。だから他人への迷惑が掛からなくても、自分のためにしつけが求められtます。
つまり社会生活をする上で、モラルやマナーに適応させるためしつけは必要だし、ご自身の生活に支障を来すのではこれまた問題だから、やはりしつけが必要になるのです。
世間には犬を嫌いな人も大勢います。犬を飼っている人ならではの視点では、こういった人への配慮が足らないケースもままありますね。社会に適合させるというのは、飼い主としての責任でもあります。そういったことを踏まえ一番効率の良い方法論を探るのが、私たちの立場だと考えています。
そのための第一歩が、このしつけ・飼育相談会だとご理解ください。