いぬまさ裏日誌 - こんな事件が...
トレーナーが見つけたこんな事件。利益を優先するがための不正輸入という形を取ったのだとか。
その仕組みはコレ。愛犬を海外に連れて行くという名目で、マイクロチップを不法に利用し検疫の手続きを行います。その証明を悪用して、マイクロチップだけを持って渡航し、アメリカから検疫手続きをしていない犬にマイクロチップを自分で処置し、愛犬の代わりに連れて来たとのこと。輸入時の手間を省き、利益を出すための行為だということです。
ただ検疫した犬が本当に出国したかどうかの検査を、特にしていない国内の検疫所のシステムもどうかと思いますね。ずさんな管理方法が、こういった抜け穴を容易にしているのもまた事実でしょうから。
正直、生体販売に関して法整備がもっと進んで欲しい、と思います。生体販売そのものが悪いということではなく、もっと高いモラルやルールにのっとった業者のみが、健康な子犬を販売できるという仕組みの構築が待たれます。
利益優先がまかり通ると、ネガティブな問題しか生まないように思いますし。あくどい業者は一斉に淘汰されればいいんですけどね。
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130914-567-OYT1T00590.html