いぬまさ裏日誌 - フードの善し悪し PART-3
どのようなドッグフードを選べば良いのか、ひとつの目安はお伝えしました。あくまで参考でしかありませんし、もちろん科学的分析等をしたわけでもありませんので念のため。また仮にそういった安心安全と思われるフードであっても、実際愛犬に与えると消化系で問題があったりして、つまりは向き不向きは出て来ると考えられます。
ワンコのフードは、いきなり銘柄を変更して新しいモノ100%を与えるのでなく、以前からのフードに少しずつ混ぜ、1〜2週間をかけて比率を徐々に変えていくのが大事です。以外とデリケートな部分でもあり、急なフードチェンジは負担になると考えてください。それをせず、下痢気味になるからこのフードは合わないと判断するのは早計ですから。
今ではオーダーメイド(必要な栄養素を好みで配合)で作ってくれるフードもあります。この場合、特に足りない栄養素を重点的に追加できるのが良いですね。老犬など活力や体力が落ちてきたワンコには、向いているといえるでしょう。
その中には冷凍状態で保存し、必要な分だけを自然解凍して与えるモノもあったりします。タイプ的には半生系だったりもしますが、これは一般的なペットショップ等で売っている半生タイプとは根本が違いますので、安心して与えることができると思います。ただ、どうしても値段が高めですけども。
それから追記しておくと、人間が食べても何も問題のないフードであることも重要です。素材を厳選し作っているフード(オヤツも含む)の多くは、飼い主さんが試食する事を拒まないケースがほとんど。逆に人間が食べようとするのを止めるフード(メーカー)は、ちょっと心配になりますよね。
これも判断基準になると思います。最近は試食コーナーで、自ら食べてチェックをする飼い主さんも多くなったようですが、これは良い傾向だといえます。
繰り返しますが、理想は完全手作り(及び完全栄養バランス)であるのは間違いありません。でもそれは難しく、ならばドッグフードを取り入れつつ調整するのが現実的です。なので、良いフードを選びたい、というのが犬真の考えです。質の高い食事と水を与えること、これがワンコだけでなく人間にとっても非常に重要なことなので。
個別にブランドや銘柄をどうしても知りたいというなら、いつでもお問い合わせください。絶対をお約束することはできませんが、少なくともこれまでの経験の中から良質と思われるフードを紹介することは可能ですので。