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いぬまさ裏日誌 - フードの善し悪し PART-2

フードの善し悪し PART-2

カテゴリ : 
コラム
執筆 : 
inumasa 2013-9-1 9:00

ドッグフードを使うことは、ある意味で現実的であり、それゆえに飼い主さんが納得できる製品を選択することが重要です。

成分や添加物等のことは、ネットで色々と調べてもらえれば、勉強することができます。理想的な成分の配合、そして添加物は無いにこしたことはありません。その上でもちろん心配なのは、成分表は読み取れたとしても抜け道としてどんなモノが混入しているかが、そこからは判別できない点にあります。それは信頼するしかないですしね。

 

で、私たちからのアドバイスを。具体的にどの銘柄とは言い切れませんので、あくまで目安のひとつと考えてください。私たちもまた、理想のドッグフードを探している途中といえますので。

 

一般的に1kg袋の単位で1500円以上のモノを選びたいですね。プレミアムフードなどと呼ばれている価格帯のものか、それ以上のものということです。もちろん値段がすべてではありませんが、素材を吟味して丁寧に作れば、キロ数百円というような価格設定は非現実的ですので。

 

国産品と輸入品、どちらにも共通します。一概に国産が良い、輸入はダメとは言い切れません。その上で、賞味期限や生産日が明記してあるのは安心の目安ですね。輸入品では安い船便を使う並行モノは注意したいです。長時間高温多湿にさらされているケースが考えられますので、飛行機便でフレッシュなモノが大前提かと。劣化の悪影響は、例え良いフードであってもそれを台無しにしてしまいますから。

 

それから手に持って触ったとき、脂分が手にべったり残るような種類は避けたいです。風味を良くすると食い付きがよくなるのは人間もワンコも同様で、インスタント食品やスナック菓子のようなものは美味しく感じるものです。ただ、それは調味料や香料、そして不要な脂分を増すことで引き立ちます。それがドッグフードにも相通じる方法論なので、こういった見るからに脂っぽいのは避けたいですね。

 

それと匂い。開封した時に、ハンバーガーチェーンの厨房から匂うような香りの強いものは、これまた食い付きを良くするための不要な香料や材料が多く混入している可能性が高いといえます。できればこういったのも避けたいですね。この傾向はオヤツ類も同じと考えていいでしょう。

 

脂にしても香料にしても、健康に害のないものだとまだいいんですが、毒にもなるような粗悪なものが使われていたりするケースも考えられますから。ウンチが黒っぽくなる、柔らかめに(酷くは下痢っぽく)なる等は、脂分が多過ぎるフードを摂取させた場合のよくある傾向だといえますね。

(つづく)

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