いぬまさ裏日誌 - フードの善し悪し PART-1
最近、よくフードの件で質問されることが多くなってきました。健康のことを考えれば、人間同様、ワンコだって食へのこだわりは必要ですよね。もちろんそれは、飼い主さんが判断し管理することです。
理想をいえば素材から吟味を重ねた上の完全手作り、ということになるでしょう。もちろん栄養バランスも考慮していることが欠かせません。ワンコの体調を日頃から管理しつつ、適切なモノを適量与えるのが最高であるのは説明が不要でしょう。
ただ、それを可能にする環境に恵まれた人は、ごくわずかだと思います。仮に毎日すべての食事を作る主婦の鏡のような人でも、栄養管理までをパーフェクトにこなすのは難しいはず。
となると、ドッグフードを使うという選択肢が現実的です。足りないと思われるものを補助的に手作りオヤツやトッピングで追加するのが、おそらく無理なく継続できる方法論でしょう。
じゃあどんなフードを選ぶのか? これがとても重要です。何せ肉骨粉問題などこれまでドッグフードにまつわる怖い話題は事欠きません。近年ではアメリカやカナダで同様の問題も発生したりして、安全性に関して心配の種は多いともいえます。
本音でいえば、TVのCMで有名メーカーやブランドのドッグフードでも、決して安心はできないといえます。何といっても、法的な整備が整っていないのはもちろんのこと、内容物の安心や安全を完全に保証するシステムがありませんから。ただそれを追求すると、最初の話題(パーフェクトな手作り食)に逆戻り。
では、一体どうすべきなのか? 飼い主さんには、少し勉強をしてもらうことが必要となりますね。
(つづく)