いぬまさ裏日誌 - 13年か〜
はい、先代さくらの命日です。もう13年も経過しました。13歳の誕生日を元気に迎えて、その1週間後に急に旅立ってます。延べ26年。早いもんですね〜。
さくらは晩年、色々と病気が重なって、元気にしていたことが不思議なくらいでしたから、発作を起こして倒れた時には覚悟しましたが、何とか蘇生して病院で一晩入院して落ち着いたかと思ったのですが…。
その晩はなんとも落ち着かなかったですよ。さくらの居ない、静かな部屋が妙に印象に残っていますね。あ、小町みたいにワンワンうるさくはなかったですけどね(笑) ほとんど鳴かない仔でしたから。
で、翌日。ひとまず落ち着いたから、まずは私だけ病院へ。弱々しくもしっかりこちらを見ていたさくら。先生は念のためもう少し入院して経過を見ましょうということで、後ろ髪ひかれつつ病院を後にしてわずか数十分後に携帯が鳴り、容体急変を伝えられました。病院を離れるときに寂しそうな顔をしていたさくらの顔が忘れられません。すでに身体は限界に来ていたから、置いていかず連れて帰るべきだったのかも、という後悔は今も残っています。
まだ息はありましたが、もう呼びかけに応えてはくれませんでした。遅れて病院に到着したトレーナーが来ても、無反応。なので、しばらく考えたのちに、楽にしてもらいました。まだ暖かいさくらを抱いて家に戻り、いつもの寝床でゆっくり休んでもらうことに。
多分生まれて初めて、号泣したのを覚えています。色んな後悔が頭をよぎりました。
でも時間が経ち、仕事に没頭したりして、何とかペットロスからは回復していく自分に、さくらへの申し訳なさが残っていたのは本音です。で、その後4か月後に、小町がやって来ました。さくらと違ってお転婆で大変でしたが、それがロスを完全に埋めてくれましたね。少しずつさくらを思い出すことが減りましたから。あ、忘れ去ったということはありませんよ!
小町があと2か月弱で13歳なんで、どうやらノルマは達成しそうですね。小町には家に来た時から、さくらより長生きせよと命令しています(笑) さくらにしてやれなかった分は、しっかり小町でやっているつもり。この先もそうします!
さくらの命日に、それを今一度肝に銘じます。さくら、向こうで元気にしているよね‼ 父ちゃん母ちゃんが行くまで、もうしばらく待っていてね。