いぬまさ裏日誌 - 雪の心配が必要かも
今晩からさらに冷え込み、しかも低気圧が南岸を通過することで、首都圏エリアでも雪の心配があるそうです。犬真地方ではそんなに直接的な積雪の心配こそ要らないかもしれませんが、強烈な冷え込みなど体調を崩すきっかけになりそうですし、十分に備えておくのがベター。
シニアワンコが居る場合は、特に温度管理は入念にしたいですね。電気代ガス代灯油代高騰の折ですが、家族の健康を守るために暖房は欠かせません。ま、できるだけ効率よく、無駄な燃料光熱費を抑えつつ、暖かくしてこの寒波を乗り切りましょう!
で、雪が降ると心配なのが、融雪剤や凍結防止剤の散布です。ポイントは塩化カルシウムに注意ということです。これ、ワンコの肉球に付いたらよろしくないです。もちろん舐めてもダメ。人間の酢でも同様ですが、濡れた手指に塩カルが付着すると炎症を起こしますし、口に入れちゃうと胃腸炎など腹痛の元。
なので塩化カルシウムが撒かれている場所の散歩は避けるか、どうしても出かけるしかないなら靴を履かせる、雪を舐めさせないという飼い主さんの配慮が大事になります。
塩化ナトリウム、いわゆる塩の方は炎症とか腹痛の元になることはありません。そういう意味では安全ですね。とはいえ、塩分はそれほどワンコにはプラスに作用しないので、やはり舐めさせない方が安心かと。
雪でも外排泄の習慣があるワンコは出かけるしかありませんが、上記の注意はお忘れなく。それと雪ではしゃぐ寒さに強いワンコも、犬種によっては雪玉が付着して足先や耳などがしもやけになる心配がありますので、これまた注意しましょう。
雪でテンション上げて走り回るワンコを見るのは微笑ましいですが、ハスキーなど雪に強い犬種とかじゃない限り、そこそこで切り上げるか様子をチェックして、異常があればすぐに家に戻ってケアしてあげてください。