いぬまさ裏日誌 - 外排泄の弊害
雨が続くとつい気になっちゃうのが、外排泄の習慣が定着したワンコのこと。雨のシーズンになるたび、コラムネタにしていますが、今回もおさらいとして♪
結構な雨が降っていても、カッパを着せて散歩しているケースは見受けられますね。中には外排泄しかできないわけじゃないけど、とにかく散歩を欠かさないという例もあるので一概には言えませんけど、大体は外排泄しかできないんで雨でも雪でも出かけるんですよ、というパターンが多いようです。
それ自体が良い悪いとかを決めたいわけじゃありませんが、外排泄しかできないと悪天候でも出かけるしかない、ということだけじゃないんですね。
例えば災害時、ペットを連れて同行避難をした際、所定の場所にトイレを用意してくれても、それを活用できません。また旅先でも同様のケースがありますけど、こちらはまだ都度飼い主さんが連れ出せばいいでしょうが、避難所とかでは自由に外へ出ることができない状況も考えられます。犬連れだけじゃない施設での避難生活においては、これはネガティブな事例になっちゃいますね。
同行避難に関しては幸か不幸か、犬連れで身を寄せることのできる場所の方が圧倒的に少ないので、現状ではあまり問題視されていませんけども、どこでも所定のシートに排泄できるトレーニングをしておくと、現実的に助かることが多いのは間違いありません。
またペットホテルに預けていても、一日1〜2度は散歩させてくれたりしてはくれますが、いつでもというわけにいきません。それで辛い思いをするのはワンコですので、そこも考慮しないとならないでしょう。
さらには飼い主さんの具合が悪くなった時、ほかに代わって散歩してくれる人がいないと、これまた大変。そういうことも考慮すると、シートに排泄してくれるようしつけておかないと、何かと苦労するのは飼い主さん自身ということなんですね。
外排泄の習慣が根付いたワンコに、シートでのトイレトレーニングはそう簡単じゃありませんが、もちろん矯正することは可能。それがしつけトレーニングの価値のある点です。ワンコと暮らしていくため、社会的な共有や適合というのは大事です。トイレ問題は、まずその原点的なものですので、心配ならぜひともご相談ください❣