いぬまさ裏日誌 - 短絡的かもしれませんが
日本国内の高齢者1万人以上を対象にした調査で、犬を飼うと介護リスクが半減するという研究報告が発表されました。国立環境研究所や東京都健康長寿医療センターの研究チームが23日、科学誌プロスワンに発表しています。
対象は無作為に選んだ65歳から84歳の男女、東京都内の1万人以上。それによると過去一度も犬を飼育したことのない人が自立喪失になる確率を1とした場合、犬を飼育している人の場合は0.54倍とリスクが低減するそうです。
過去に飼育していた経験があるだけでも、飼育経験のない人に約2割はリスクが減るとか。
要因としては、犬を飼っていることで定期的な散歩で運動すること、また飼い主同士の交流などが、社会的及び心理面での健康に良い影響を与えている可能性があるとみているそうです。ちなみにこれが猫の場合では、こういった顕著なリスク低減は確認できなかったようですね。
ま、経験則からは納得できるような気もします。定期的な運動、精神的な癒し、そして人との交流、これらは犬飼いならば大なり小なり実感できるでしょう。
だからといってむやみに犬を飼うことを勧めたりはしませんけど♫ それなりにリスクもありますし、終生飼養の義務を全うできない人も多いんで。