いぬまさ裏日誌 - 涙雨なのかな
今日はデイジーの旅立ちの日でもありました。身体が空へと舞い上がる頃には、思いのほか天気が良くて青空も見えてましたが、夕方になると雷鳴と共に強い雨が落ちて来ましたよ。これも、涙雨なのかな、と思っちゃいましたね。
飼い主さんの優しい気持ちが、深い悲しみへと変わったからなのか、とにかく天気は急変したのです。雨の中で帰宅の途に付き、クルマのフロントガラスに当たる大きな雨粒を見ながら、ついそんなことを考えていました。
生きている動物ですから、いずれは寿命が必ずやって来ます。ワンコの場合、人間に比べると一生はとても短いですよね。せいぜい長くて15年、20年くらい。もっと早くに寿命が来ることもありますし、寿命ではなく不慮の事故等で結果として短命に終わる仔もいます。
こればかりは人間もそうですが、最後のその日が来るまで誰にもわかりません。明日なのか、1ヶ月後なのか、1年後なのか...。
ただいずれにせよ、思っているよりずっと早くにお別れをしなくてはいけないのだということを、忘れないようにしないとなりません。飼い主には最後の日まで、愛情を注ぎ続けて一緒の時間を共有する責務があります。
ワンコとの暮らしには、あまり物事を先送りしないことも大事です。もしそこで何かあったら、自責の念にかられるのは飼い主さん自身ですし。つい愛犬のおねだりに対して、「また明日ね」「来週にね」とか言っちゃうことってあると思いますが、それが叶わなくなることもありえます。
そんな後悔をしないためにも、今を大事に暮らしていかないとなりませんね。