いぬまさ裏日誌 - 痛ましい事件
先週の金曜日のニュースですが、散歩中のパピヨンが蹴り殺されるという痛ましい事件が起きました。犬真地方から近いエリア、埼玉県での話です。
詳細はネットなどで見る限り、パピヨンの方は高齢の男性が散歩していた最中で、どうもノーリードだったらしいですね。で、ジョギング中の加害者が、近寄った所を蹴り上げたようです。頭の骨が折れる程だったらしく、それが致命傷になったんでしょう。残酷な話ですよ。
ただ気になる点は、やはりノーリード。犬真地方でもたまにまだノーリード散歩を見かけることがあります。大概は老犬で飼い主さんの側でゆっくり歩いているケースですね。中には豪快に走り回ってる事例もあって、これは少し広場や公園などで見かけます。
社会生活というか、一般常識からいってノーリードは褒められた行為ではありません。どんな特別な理由があっても、飼い主さんはしっかりリードを握って愛犬をコントロールする義務がありますので。ノーリードで大手を振って歩けるような時代が来れば嬉しいですが、それには多くの飼い主さんのマナーやモラルが飛躍的に向上し、かつ社会全体が受け入れてくれるような環境が整わない限り無理でしょう。
ノーリードだからといって、小型犬を蹴るなんて酷い話だとは思いますが、加減の判らない輩が世にははびこってます。ましてノーリードという落ち度もあるから、加害者も遠慮しなかったのかな、なんて思ったりもしますね。
ただ、どんなに愛犬をコントロールでき、環境がそれを許したとしても、色んな人が行き交う場所では、ノーリードは事故の元でしかありません。亡くなったパピヨンちゃんは気の毒ですが、飼い主さんがもしリードを付けていたら、こんなことにならなかったかも。そう思うと、本当に痛ましい事件です。