いぬまさ裏日誌 - かの国の件
先だってネタにした、ドイツのペット新法案について追記を。
ドイツ食料・農業省の担当大臣が打ち出した、犬には一日2回、1時間以上の散歩をという法案ですが、やはり反論というか疑問の声が出ているようです。
とあるブリーダーさんは、犬種や年齢によって散歩の必須時間は異なることを指摘。犬種によってはもっと運動量が必要なケースもあるし、もう少し短く3〜4回に分けた方が子犬の場合は敵しているという見解も。
とにかく杓子定規にはいかないという、これはある意味で正論を展開しています。また健康状態によっても状況は異なるので、この法案をそのまま当てはめることは難しいという意見もありました。
そもそも、この法が成立したとして、それに違反しているかどうかを誰がチェックするのか、できるのかという疑問は、個人的にもありました。だって、犬を飼育している家庭を四六時中監視なんてできないでしょ。できたとしたら、それはそれで問題だろうし。
ま、無責任な飼い主を増やさないためには有効かもしれませんね。犬はオモチャではない、生き物なのだ、そして責任を持って最初から最後まで育てなさい、ということをより明確化するためのもの、と理解すべきなのかな。