いぬまさ裏日誌 - ペット先進国の最新情報
ペット先進国といえば欧米ですが、なかでもドイツは医療関連も含めトップレベルにあるのは間違いありません。そのドイツでのお話なんですが、ドイツ食糧・農業省が興味深い法案を提出したという情報です。
すでにドイツでは飼い主に対して、屋外で飼い犬を散歩させることを法的に義務化しています。それだけでも、我が国と比べて進んでいるなと思う人も多いことでしょう。そんな現況に対して、さらなる法案をというのが今回のポイント。
それが、犬の場合だと散歩は一日2回、そして合計時間は1時間以上を義務化するというものです。これまた凄い話だと思いますね!
ペットの管轄が食料・農業省というのも面白いですが、担当大臣によれば犬は犬種に応じた飼育環境が必須で、十分な運動が必要なのだと力説しているのが、これまた凄いです。加えて長時間の単独放置、つまりお留守番をさせないことも明文化されてます。
何でもコロナ禍においてドイツ国内でもペットの飼育数が増えているのだとか。と同時に、飼い主側に飼育方法をしっかりと義務化するあたりがドイツらしいですよね。
さらに販売頭数も増加しているので、ブリーダーにはこれまで以上に厳しい制限を課し、過剰な品種改良をできないように法制強化。ペットは単なるマスコットではないと大臣は語っているそうで、先進国としてあるべき姿を明確にしています。
日本を単純比較しても仕方ありませんが、こういう踏み込んだ法整備はすぐにでも必要だと思うんですけどね〜。