いぬまさ裏日誌 - 恐れていたことが現実に...
昨日、新型コロナウイルスは人から犬へ感染はまだ認められないというコラムを書いたのですが、残念なことにその香港での事例でペットのポメラニアンが感染しているというニュースが届きました。その犬自体にこれといった症状は出ていないそうですが、香港漁農自然護理署(AFCD)によると、数回の検査により犬が「低レベルの感染」をしていることが示されたのだとか。
低レベルの感染というのがどうにも引っ掛かりますけど、少なくとも台湾では政府がこの犬について、引き続き検疫施設で経過観察しウイルス検査の結果が陰性となるまで隔離するとしています。
香港ではもう1匹、同じようにコロナウイルス陽性反応で隔離状態だそうです。この犬は別のコロナウイルス患者のペットで、検査で一度は陰性反応が出ているものの、隔離解除前に再度検査が行われる予定なのだとか。
まだニュースとしてはごく一部のメディアからの報告で、これだけでは真偽というか本当の状況はわかりませんね。仮に犬に感染する新型の新型だったとして、それが今度は別の人に感染するかは不明。実際、まだ分からない事だらけですし。引き続き、慌てず早まらずが肝心なはず。
まだ日本ではこういった事例は報告されていません。まずは何より飼い主がしっかり予防対策をして、感染しないようにするのが一番でしょう。
もし体調不良を感じたなら、ワンコや他の家族に写さないような配慮は必要かも。辛いとは思いますが、接触をなるべく避けるしかないでしょう。なかなか病院へ行っても検査してもらえるかは分からないし、仮に検査してもらってもすぐに結果は出ない上、その精度もまだ絶対とはいえませんから。
まだあくまで海外での事例ではありますが、用心するに越したことはありません。それにしても、本当に困ったもんですね〜。