いぬまさ裏日誌 - 台風被害と同行避難
思っていたよりもずっと広いエリアで、甚大な被害が出てしまった台風19号。かなり事前から避難に関しては警報が出されていましたが、それでもこれだけの災害になってしまいました。本当にこれまでの経験や知識が役に立たない、想定外の災害が当たり前にやって来る時代になっちゃいましたね。今一度、防災に関しては考え方をリセットしないとダメだと強く感じています。
被害に遭われてしまった方々には、心からお見舞い申し上げます。大した事はできませんが、ペット絡みで何かお手伝いが出来るようでしたら、遠慮なく申し付けてください。
そして避難勧告等はかなり事前から頻繁にアナウンスされていたのが、今回の特徴だったとも思います。ただタイミングに関しては、果たしてどれが正しかったのか何とも難しいところ。行政にしてみても、出来るだけのことはしていたとは思いますし、地震のような突発的ではなかったことや前回の15号の反省もあってか、多少は初動体制が早かったようです。
とはいえ、十分だったかといえば、おそらくまだまだ足りない事が多いはず。多くの問題が議論とかされないままに災害が発生したと思うんで、無理もありません。ただ、これを一つの実例として、早急に対応や対策を取りまとめて欲しいと願います。
それから犬を飼っている人間からすると気になる点であったペットとの同行避難に関して。やっぱりと言うか、ほとんどNGだったことが証明されちゃいました。人命優先なのは無理もありませんが、悲しい現実を突きつけられた方も少なくなかったでしょう。
ここでそれを批判したりしても仕方ありません。逆にそれをキッカケとして同行避難ができる環境作り、態勢作りを行政を含めて動きたい、と強く思いました。まずは愛犬家の皆さんとそういったネットワークを作り、情報交換をして、そして具体的な施策に結びつけられたらいいな、と考えています。
犬真に何が出来るのかは正直分かりませんけども、少なくとも声を上げることはできるでしょう。まずはそこからスタートしてみたいなと思います。