いぬまさ裏日誌 - ペット同行避難に関して
この前の台風15号による被害を受けて、千葉市では一部ですけどペット同行避難が可能な避難所を開設したというニュースがありました。とはいえ、本日夕方で閉鎖になっているそうですけども。
短期間とはいえ、停電によってライフラインが止まって生活困難になっている時には、嬉しい話だと思います。こういう事例がまだごく少数でしかないのは悲しい現実ですが、今回の台風被害のようなケースは大地震や津波などよりも頻繁に、そしてどこでも起きうる事例でしょう。
それだけに、今後は自治体のそういった取り組みを本格的にするため、ペット飼育をしている住民は何らかの形で行動しないとダメなんだと痛感しました。
今回の千葉市の事例では、解説の情報がスムーズに伝達されたかどうかは不明です。何せ停電して携帯電話も不通になってしまうと、ネット情報も手に入りませんから。
また犬猫に限定したという点、そもそも停電時にそういった情報をどこから得られるのか、等々の批判めいたSNS投稿も多かったようです。分からなくもありませんね。
起きてしまってから、また外野からとやかくいうのは簡単ですが、これを教訓としてそれぞれの自治体に働きかけて行く必要があるのは、少なくとも多くの方に周知できたと思います。
繰り返しますが、災害発生時にペット同行避難が行える自治体はほんのわずかです。仮に自分の暮らしているエリアに有ったとしても、必ずしもそのエリアのペット飼育者全員が収容できるとは限りません。
そういうことを想定し、出来る対策や行動を自ら率先してやらなければいけない時代なのだと、肝に命じています。