いぬまさ裏日誌 - 決まったのはいいことなのか...
少し前にブログに書いた動物愛護法の改正案ですが、大方の予想通りに可決しています。ただ正直、疑問符が付くと個人的には思っています。
それは、生体販売の8週齢以上というルールが義務化されたのは良いとして、特定の犬種だけは例外措置が取られたこと。個人的には生体販売を何が何でも禁止とは考えていませんが、できれば生体販売を行う業者には厳密な資格が必要だと考えていて、そこには何も踏み込まない現状が残念です。さらに犬種ごとで差が出るのも納得できる説明が伺えません。利害関係がそこにはあるのかな、と疑っちゃいますね。
それから、なぜセットになるのかこれも納得行きませんが、生体販売する際のマイクロチップ装着義務化もどうなんでしょう。マイクロチップの理念は悪いことじゃありませんし、迷子になった時や災害で離ればなれになった時、少しでも役立てばいいのは理解できます。また飼育放棄等を防ぐために手段という面でも、現状ほかに対策しようがないので、これまた悪いことじゃありませんよね。
ただ、身体に異物を入れるという行為、そして健康被害への考慮が何とも不安です。獣医師サイドからは安全だという説が多いですけど、まったく問題ないわけじゃないのもまた事実。
そういうことを踏まえて、どれも納得できる説明がされているとは到底思えません。悪徳業者を排除するためには、もっと違う方法論が選択できるんじゃないかと。飼育放棄しちゃうような飼い主にももっと厳罰が適用されてしかるべきかとも。
いずれにせよ、諸手を上げて歓迎できるような法案には思えませんね。参議院選挙が落ち着いたら、こういう話題もまるで聞こえてこないのもどうか、と。つまらん政争のネタに、ペットを持ち上げて欲しくないですから。