いぬまさ裏日誌 - グレインフリーのフードによる落とし穴
米食品医薬品局は、マメ科植物の含有量が多いグレインフリーの餌と、イヌ科およびネコ科動物の致死性心疾患である拡張型心筋症が関連している可能性があるとの調査結果を発表されたとのこと。2018年から開始された調査はまだ完了しておらず、継続中なのだとか。
最近のドッグフードの主流でもあるグレインフリーフード。穀物不使用で総じてタンパク質含有量が多く、ワンコ本来の食生活に適しているというのがウリですね。なのに、それが心疾患に悪影響を及ぼすとあっては、飼い主としては心配になっちゃいます。
グレインフリーのフードはプレミアム系がほとんどで、つまり価格帯も高いわけです。せっかく身体に良いと思って与えたのに、これじゃちょっと悲しいかも。
ただし、継続して調査中とのことですし、まだ因果関係が明確に証明されたわけじゃありません。人間の食べ物に関しても、昔と今では身体に良いかどうかはまったく変わって来る例も多々ありますし、この先も同じような研究結果などが伝わって来るはず。なので、この時点であまり神経質になっても仕方ないとは思います。
ウチでもフードに関してはまだ絶対コレといえる銘柄は絞りきれません。ココ数年はいくつかのフードをブレンド、さらにトッピングしたりしています。
要は同じものばかりを与えないことを重視していますね。グレインフリーにはこだわらないけど、ナチュラルというか無添加であることの方が大事ですし。
ただあまりに安価なものには、まず手を出しません。メーカーには申し訳ありませんが、どうしても信用できないので。ある程度の値段、キロ1500円程度は最低ラインかな、という判断です。その上で、余計なモノが入っていないモノを選ぶ形かな。
経済的にはキロ3000円以上の超プレミアム系には手が出ませんけど、最低ラインをクリアした上で上記の条件を満たせば、あとは小町の反応を重視します。そうしないと、フードジプシーでエンドレスに悩みますので。