いぬまさ裏日誌 - 飼い主の資格
もう何度も同じようなタイトルでコラムを書いて来ましたが、またしてもそういう事を書きたくなる事例がありました。SNSのとある投稿でしたが、多頭飼いのその人が書いている内容は身勝手であり、誰かのためや誰かのせいにするような話ばかりで、とどのつまり当人は自立しているのかもよく分からないし、もしそうじゃないなら飼い主を名乗る資格もないな、と率直に思いました。
こういう人が飼育放棄になると、多くのワンコが一気に路頭に迷います。そんな危険性をはらんでいて、それでも目が行き届かないゆえに子犬が生まれて飼育頭数ばかりが増えているのに、まだ生ませるかどうかを悩んでいるということでした。
まったくつながりのない人だし、意見をする立場じゃないと思うんでスルーしてますが、何ともやり切れない思いが残りました。いや、ちゃんと面倒見ているならいんですけど、どうにもそうは思えない事例でしたね。
偉そうなことを言いたいわけじゃないし、場が荒れるのもなんだか違うと思うんです。だから放置しましたが、犬を飼うという事をもっと真剣に考えて欲しいな、というのが本音ですね。
犬を飼うという事は経済的にも肉体的にも、場合によっては精神的にも負担が増します。もちろん素敵な生活を送る事もできるし、一緒に暮らしているからこそ癒されたり、励みになったりとプラス要素もたくさんあります。少なくとも僕はそうですので。
でもそれを他人に依存するようじゃ、飼い主にはなれません。一人暮らしだとダメだとか、経済的余裕が年収何百万円以上じゃないととか、そんな風には考えていませんが、家族構成や収入は大事な要素なのは間違いありませんよね。
とにかく、何でも気軽に相談できるのがSNSの良さでもあります。でも、勘違いしている人が多いのもまた、現状なのかもしれません。