いぬまさ裏日誌 - 災い転じて、なのでしょうか...
この前の西日本豪雨では、本当に予想以上の広範囲で甚大な被害が出てしまいました。被害に遭われた方には、今一度心よりお見舞い申し上げます。
いまだ何かと報道で現地の情報が伝えられますが、ちょっと気になったというか少し明るい話題になったのが、ペット同行避難についてです。一部限定ではありますけども、愛犬を連れて避難できる場所が行政認可の下で用意されたことは、愛犬家にとっては朗報でしょう。
もちろん十分な施設が確保されているわけじゃありませんけども、愛犬を家族の一員として認めてくれる社会、文化が芽生えつつあるのは大歓迎です。
さらにあまり報道されたりしませんが、自衛隊や警察などの活躍には頭が下がりますね。その上、愛犬を助け出してくれたりという話もチラホラ。行方不明の家族を探すのと同じように対応してくれたということを、高く評価したいと思います。
政府や与党の対応に関しては疑問符だらけですが、地域地域でハザードマップやら避難場所の明示、伝達などがあったことも、評価が高いといえるでしょう。
何十年に一度の災害などというフレーズは好きになれません。実際に数年単位で被害が頻発していたりするのに、そんなキャッチコピーのような表現を繰り返すマスコミにも疑問があります。ま、それはさておき、少しでも前進したと思える先述の事例は、今後どの自治体でも早急にマニュアル化すべきですよね!
とにかく、今後も災害の頻度は高まると思われます。雨や雪の降り方、風による被害も拡大しています。これまでに経験だけでは対処できないレベルの大雨だったり、暴風だったり、さらには地震なども油断はできないでしょう。
個々の対応、対策をした上で、そしてそこから地域レベルでの対応までを、住民はしっかり議論し対策しておかないと。そういう動きを、国任せじゃ動きが遅すぎるので、例えば犬を飼っている人同士で集って検討したり、具体的なアクションにしないといけない時代、というか時期になっているのかもしれません。