いぬまさ裏日誌 - 健康を維持するため
愛犬の健康を望まない飼い主さんは居ないと思いますが、反対に健康のため色々と食事だったり運動だったりに気を使うケースは多いと思います。愛情たっぷりで暮らしているワンコは幸せだと思いますが、情報が氾濫している現在では良かれと思ってやっていた事が裏目に出る事もままあります。
正しく健康に過ごすためには、食事も運動も生活習慣そのものも、しっかり意識しておかないといけません。ただネットを主体に色んなアドバイスが溢れてしまっていて、どれが正しい知識なのか判別できないと思う飼い主さんも多いでしょう。
実際、少し古いしつけ本などを流用した情報と呼ぶにはいささか裏打ちどころか信憑性に欠ける類いのモノも多いです。日々動物医療は進化し、それに連動して新しい常識が獣医師を基点として発信されたりしているのが現状。
人間で例えれば、運動する時に水は飲まない方がいいという常識は覆され、今では小学生がわざわざ水筒を持参して水分摂取を積極的に行うようになってきました。このようなかつての常識が非常識になっていることは、ワンコの場合も多いのです。
よくペットショップなどで店員から、「小型犬なので散歩しなくても家の中で動き回っていれば運動量は十分です」といった話が、未だに当たり前だと思っている人も居ますね。もちろんそれは間違いですが、それが間違いかどうか分からない人は、獣医師にまずはアドバイスを受けるべきでしょう。
素人相談みたいなもので済ませると、こういった非常識がまだ常識として通用しちゃったりするのが怖いです。
かくいう私たちでも、最新の情報を常にチェックはできずにいます。また裏打ちが取れない情報を、調べる術がないこともあります。だからといって、本に書いてある事を100%信用したり、ネット情報に踊らせられないことは肝心でしょう。
獣医師をはじめとしてプロに相談して、診てもらうことでまずは第一歩とする。必要なら何人ものプロに聞き、診てもらう。疑って掛かるのは失礼なこともあるでしょうが、納得できる、もしくは確認が取れるまでは、最終的な判断をしないのが重要ですね。