いぬまさ裏日誌 - 適正運動量 その弐
昨日、適正運動量を数値化するのは難しく、現時点でその個体個体がどれほどの運動を必要としているのかは分からないとブログに書きました。それは専門に研究している大学教授や獣医師でも現時点で回答できないという意味で、これは間違いありません。
ただ、簡易的というか、飼い主ならではの方法論で、概ねの目安となるモノはあると思います。例えば食事量を一定にしている前提で、一日何分くらいの散歩をしていると、体重の増減がどれくらいあるとかキープできるとか、そのワンコの状態を知る術としてあると思います。イコール適正運動量とは断言できませんが、少なくともウチではそんな感じで判断してます。
さらにはボディチェックは毎日欠かさないように。ちょっと贅肉が多く感じるとか、筋肉の付き方が多くなったとか、反対に痩せ気味だったり、筋肉が減っているようだったりと、飼い主さんならではの判断ができると思います。
ここの所、よく運動できて筋肉の張りもある、という事は毎日行動パターンを把握した上で触ってみれば、分かると思います。これで肥満状態でなく体重が減るようなら、食事の量を増やしてあげればいいでしょうし、その際にはよりタンパク質を多く与えるようにするのがいいかと。
運動を意識した結果、疲れちゃっているようなら、運動を少し抑えて様子を見ましょう。もちろん老化が進行しているシニアの場合は、急な運動量増加はかえってマイナスに作用します。元気であることを前提に、いろいろ観察するというのが原則です♪
こういうチェックを常日頃からする意識が、愛犬の健康状態を把握する目安となるわけですね!
もちろん食事量がばらついたり、運動どころか散歩もまるでしないといった状況では、体重管理はできたとしても、適正運動量の目安を把握するのはむずかしいでしょう。ある程度の運動を欠かさずやらせることを前提に、食事内容や量を調整し、健康を維持してあげるのが理想ですし、それをできるのは飼い主さんしかいません!