いぬまさ裏日誌 - ワンコの集中力
ドッグダンスネタが続いていますが、私はあくまで傍観者(および撮影担当)としてレッスンを見ていました。小町以外にもたくさんの参加者(犬)がいたのですが、もちろんかなりレベルの高いケースもあれば、まったくウチ同様に初心者レベルのケースもあったといえます。
そんな中で、ワンコの集中力というのがあまり長時間持たないと学習していましたが、思いのほか長く維持する方法論もあることを実感。
確かに本当の意味で集中できる時間は、数分間という感じでしょう。小町は1時間のレッスン中、最初の10分間程度は本当に集中していたと思います。でもその後、いったん途切れた感じはしました。レッスンなのでどうしても待ち時間もありますし、仕方ないでしょうね。ただその後アップダウンを繰り返しつつも、何とか集中を保ちながら最後までレッスンを継続しています。
それは何も小町だけではありません。ほかのワンコでも同じような傾向があったといえます。もちろん中にはまったく集中できなくなってしまうケース、小町同様波はあるけど何とか維持できるケース、そして最後まで集中を保っているケースなどなど。
ポイントは集中を維持しているケースですね。このパターンは飼い主さんがうまくリードしていて、メリハリを与えているのがポイントでしょう。人間でも同じだと思いますが、長い間集中力をキープするのは難しいことです。それが簡単にできるなら、アスリートや一芸に秀でたプロとして立派にやっていけることでしょう。
私たちのような凡人には、それが簡単でないことは明白です。そうなると、集中をどうやってコントロールするかを考えないといけません。それには、適度なリズムというかアップダウンの波をうまく自分流にコントロールするしかないはず。
もちろんワンコにも個体差があるので、中には凄く集中をキープできるケースもあるでしょうが、それはあくまで稀なケースでしょう。人間でもワンコでも、天才は一握りしか存在しないでしょうし。
だとすれば、自分なりに集中力をうまくコントロールする術を見つけて、訓練して行くしかありません。ただやりようはあるんだな、と、強く感じた一日でした。