いぬまさ裏日誌 - サマーカットの落とし穴
ここでも何度か書いていますけど、復習として。
夏場に暑さ対策として愛犬をサマーカットで、短く刈り込むというケースは多いと思います。ウチも小町は基本サマーカットの長さ調整で、年中体毛は短い時の方が多いと思います。確かに暑さでへーへーしている時に、サマーカットにすると効果テキメン。それどころか、寒くなって丸まっちゃうほどだったりもしています。
最近ではよく犬関連雑誌でも書かれていたりしますが、極端に短いサマーカットで体温保持機能が低下して、具合を悪くするということも十分考えられますので、ここはまず注意したい点ですね。多くのケースでは昼間、エアコンで涼しい状態にしていると思います。でも冷気は床に溜まりやすいので、ワンコには人間が感じる以上に冷え過ぎになることもあるわけです。
さらに地肌が見える程の短髪だと、紫外線の影響もバカにできません。これもよく雑誌では注意点としてあげられてます。こういう場合は、夏用の洋服をうまく使って紫外線対策、そして体温保持を補助するのがベターです。
若くて元気のいいワンコなら、多少のことではへっちゃらかもしれませんが、いつ何時病院のお世話になるかは分かりませんから、飼い主さんが注意するしかないでしょう。これがシニア犬だと、より深刻な問題になったりもしますので、くれぐれも注意を!
そんなこともあって、小町は今、ホームトリミングであまり短くは刈り込んでいません。短く整えるのが難しいということもありますが、程々のボリュームで冷え過ぎ注意を意識するようになった、と考えてください。
気付けばもう小町も5歳を過ぎました。プレシニア期に差し掛かっているわけで、2〜3歳の一番元気な時期は、すでに過去の物だと考えています。
もちろんそれほどナーバスになっているわけではありませんし、この先暑さのピークではプロの手で綺麗にサマーカットをしてもらう予定です。