いぬまさ裏日誌 - 犬の話題じゃないけども
少し前にも似たような事を書いたかもしれませんが、昨今のマスコミがこぞって取り上げる「猫ブーム」。とても心配です。
生き物を飼うのを流行にしようとするマスコミ、そしてそれに乗じて利益を上げようとする業界関連企業、そしてその利益はまたマスコミにCMという形で流れて行くという構図。それはどの業界でも感じられますが、ことペットに関しては止めて欲しいな、と思います。
何度も書きますが、生き物の話なんですね。百歩譲って話題にするまではいいですが、それがCM欲しさなら止めて欲しいし、情報操作のようなやり口で無責任な飼い主を増やすという結果が不安でなりません。
犬に関してもそれは過去、何度か見られました。自分たちにも少なからず影響を与えたかもしれないワンコブームは、やはり功罪があるのもまた事実。ワンコの寿命が延びたり、何より犬が好きで大事に飼いたいと思う人が増えたのは良かったとして、簡単に飼育放棄をする人間を増やしたり、乱繁殖で不健康なワンコが増えたりと悪い面も多くありました。
それが今度は猫になっただけで、このままだと繰り返されそうで嫌なんですよね。獣医料の進歩や、飼い主が得る知識が大きく増えたのは良いとして、また悪い面が増えるのはゴメンです。
飼いやすい、一人暮らしに向いている、そういった言葉の裏には、とにかく今たくさん猫を売りたいという意図が明確なので、もし猫を飼いたいという人がいたら、生活や仕事の環境をよく見て不用意に飼わないことを提言すべきでしょう。