いぬまさ裏日誌 - 命日をすっぽかした件
命日を忘れちゃった、というか飼い主二人とも体調不良でダウンしていて、想い出も何もあったもんじゃない状態だったため、この週末になってやっと、じっくり先代さくらの事を思い返しています。
ウチに来た時は誰にでもフレンドリーで、大きなワンコでも平気で友達になっていたほど社交的だったのに、初めてのヒートが来てからすっかり激変したさくら。それまで挨拶していたワンコや人まで避けるようになりました。
その頃は知識が乏しく、社会化という言葉も知りませんでしたし、ペットショップで聞いた話を鵜呑みにしていましたね。マルチーズは室内で生活しているだけで運動量は十分とか、フードの知識なんかも今にして思うといい加減。しつけの方法論も、本で読んだ古い内容や、今ではダメとされるようなことばかり。
社会化期に一人ボッチが多かった事、犬や人が苦手になってから、近寄った犬が居るとすぐに抱き上げちゃったり、そうした経緯から私たち以外には滅多に他人には懐かなくなりました。
ただ、基本大人しくて吠える事も珍しい程だったんで、飼う事自体は難しくありませんでしたね。でも今思えば、楽しく遊ぶ方法論を教えてあげられなかったかな〜、と。
出掛ける時も今程ドッグカフェも充実していなかったし、お留守番ばかりでした...。これも申し訳ない気持ちです。
それでも、私たちが帰宅すると、今の小町以上に凄く喜びを全身で表現して、シッポがちぎれんばかり。あまり喜怒哀楽を表にしないワンコでしたけど、これだけは例外的でしたね。だからこそ、もっと一緒にお出掛けしたり、散歩も楽しんでもらえたなら、と後悔してます。
そうそう、家に居ることが多かったんで、写真も少ないんですよね。さくらと暮らし出した1998年は、デジカメも普及前だったし、携帯もカメラは内蔵されていなかったかな。なので小さい頃の写真は本当に少ないですし、シニア期に入ってやっと少しデータが残っている程度。
その反省から、小町はバンバン写真も動画も残してます。