いぬまさ裏日誌 - 犬種による偏見
犬好きの間でも、まことしやかに囁かれるのが、犬種による行動パターン。よく聞くのが、和犬系でも柴犬は特に気性が荒く攻撃的だとか、ジャックラッセルは狩猟犬の血が濃いためチョコマカと動く小型犬が攻撃されるなどといったもの。
これらの噂話(あえてそう書いておきます)は、犬種の一般的な傾向などを記載した文献から派生して、そこに近所での事例などが混ぜこぜになったモノが大半です。
たしかに犬種によって、攻撃的というかアクティブな傾向が強いワンコもいます。ですが、これも個体差があるので一概にはいえません。先述の柴犬だって、フレンドリーでワンコとも仲良く遊んでいる仔はたくさんいますから。ジャックもそう。逆に大人しくフレンドリーといわれているレトリバー等で、とても攻撃的な例もあります。
一部の極端な例が、尾ひれをつけて通説のように語られるケースが多いと思います。それに振り回されるのは、早計というか問題だと犬真では考えています。
犬種の特徴や気性は確かに参考となりますけど、実際に自分で飼うにあたっては必ずしもそれが当てはまらないこともあるわけです。その上で、正しく必要に応じたしつけをすれば、何も問題になることはありません。
噂話に振り回されるのではなく、正しく育てて行くことを重視すべきですね!