いぬまさ裏日誌 - 夏場だからこそ心配になります
最近、よく「ウチの仔、水をあまり飲まないんだけど」という話を聞くケースが多いです。ワンコはそんなに水を飲まなくても平気な生き物、という観念も残っている一方で、熱中症のことを考慮してか、水を飲まない心配をする飼い主さんも増えつつように思います。
確かに小型犬などではほとんど水を飲まないという例があります。ウチの先代さくらがそうでした。食も細くて、水はほとんど器に残ったまま。滅多に水を飲んでいるシーンを見かけないほど。
小町はそれに比べれば、十分自発的に飲んでいますけども、チビの頃よりは飲まなくなった印象です。
ただ代謝の事、熱中症対策の事を考えると、やはり意図的にある程度は飲ませた方がいいのかな、というのが最近の傾向。ウチのトレーナーが書いてましたけど、体重×50〜70ccが適正摂取量と、近年の研究結果として発表されています。
これは体重2kgだとしたら、2×50=100ccがミニマム。2×70=140ccがマックスの目安。これって人間の感覚では少なく感じますが、実際に飲ませるとなると結構な量ということに気付くでしょう。
一度、計量してみるといいと思います。器の残量でざっくり計算できるはず。ただワンコはビシャビシャこぼしながら飲んだりしているんで、その量よりも少ないと考えて良いでしょうね。
オシッコが無色になるほど薄いのは上げ過ぎの傾向、色が濃い場合は少ない傾向とも判断できます。ちょっと調べてみると、思ったよりは飲んでいないケースの方が多いかもしれません。