いぬまさ裏日誌 - 相談に関して
最近、仕事にまで発展しないものの、よく相談されることが増えました。
もちろんしつけ等々のことが主体ですけど、中には食事や病気などに関しても相談されることが...。私で対応できる点は私レベルで、でなければトレーナーレベルで対応しているつもりです。
よくSNSを使って相談をされる方が居ますけど、届いたコメントを参考にするのは良いと思いますが、ただ病気系のことを素人相手に聞き回って、素人診断や素人治療を鵜呑みにするのは危険。
多くの場合、すぐ病院へ行くのが大事なケースがほとんど。どうしても近所に夜間救急などがないケースは仕方ないにしても、SNSの反応を待っている暇があるなら病院探しをした方がいいと、正直考えています。
私たちも病気に関しては急ぐなら夜間救急とかも充実してきたんで、まずそちらを紹介するようにしてます。食に関しても病気との連動が考えられる場合、病院へ相談するのが一番ですから。これまでの経験から疑わしきこと、ちょっとしたアドバイスは可能だと思いますが、獣医でも食のアドバイザーでもありませんので、あまり突っ込んだことはできません。
できるだけ希望に応えようとはしますけど、しつけや介護に連動しないことは、そうそうアドバイスやお悩み解決の役に立つ事はできないでしょう。状況も事細かく分からないことが多いので、無責任なことを言いたくありませんから。
何より、じっくり話を聞いて状況も確認させてもらう、という行為は犬真業務の第一歩であるカウンセリングそのものです。これはしつけでも介護でも同様。とにかく状況を良く把握し、何を希望しているのかを明確にすることで、どう対策して行くかを決める重要なことです。加えて、それを有料で行っていることの意味をご理解ください。
犬真では直接お宅へ伺い、問題となる状況を管理把握します。大抵の問題は自宅を起点に起きてますし、だからこそ問題になるわけです。無駄吠え、トイレの失敗、いたずら等々、いつも生活している場所で問題になるから、それを矯正する。
だから例えば散歩レッスンでも、まずは自宅付近のホームコースでの対応が大事になるわけです。そのために出張方式で仕事をしているのです。
なので、電話やメールでの対応には限界があるといえるでしょう。もちろんいきなり有料のカウンセリングを強要するつもりはありませんが、問題が深刻であるならあるほど、その段階へ早く移行して対策して行くのが一番だと考えています。