いぬまさ裏日誌 - 犬の医療も進化は目覚ましい!!
横浜市にある動物病院と、整形外科専門獣医師グループが、骨折して足が曲がってしまい歩行困難になっていたイタリアン・グレーハウンド(1歳♀)の変形矯正手術を、3Dプリンタを活用することで大幅な時間短縮をもって成功させた、というニュースをインターネットで見ました。
何でも3ヶ月の段階で前足を骨折し、成長期だったこともあってそのまま骨が変形していたとか。複数箇所の変形があったため、困難な手術だったらしいです。
どうやって3Dプリンターを活用したかといえば、CT画像を撮った後、それをCADを使うことで理想的な骨の形を再現し、部分的に切り取った骨と接合。感覚的には歯医者さんのインプラントと同じような方法とのことです。簡単な手術ではないけど、これまでの術式より時間が短く、より理想的な骨の形に矯正可能だとか。
いずれにせよ、人間の医療に比べどうしても遅れ気味の犬の医療が、しっかり進化しているという点が嬉しいニュースです。骨折だけでなく、股関節形成不全などにも応用されるのも期待できるでしょう。