いぬまさ裏日誌 - 風潮
愛犬家なら保護犬を飼うべし、殺処分ゼロを実現せよ、生体販売はすべて禁止すべし、というような風潮が感じられる昨今。
日本人という人種は、ブームが起きるとそれに呼応するかのように、「真の○○好きなら」とか、「本当に○○を大事に思うのなら」というような、マニアやその道に精通したような意見を発信する人が多いように思います。
SNSなどの普及もあって、自由に情報発信できる時代ですから。それ自体は便利なものだし、活用しない手はないでしょう。
ただそれがちょうど今、犬を飼う人の間で保護犬ブームのようなモノを感じる、ということなんです。
保護犬を引き取る活動を否定する気は、一切ありません。また親身になって保護活動をしている人には、頭の下がる思いで一杯です。タイミングが合えば、次の仔は保護犬で、とも真剣に考えています。
ただ、それが薄っぺらいファッションのような「風潮」となっていることには、いささか嫌悪感すら覚えるというのが本音です。